2026年5月25日(月)

解決型で魅せる
関西グランドフェア2019

 ユアサ商事は9月20・21日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)の6号館A・Bで「産業とくらしのグランドフェア2019」を開く。主催者135社、出品メーカー400社が集い、製造現場などに必要な最新の機械工具を披露し、受注額259億円、来場者数1万4000人を目指す。グランドフェアの大きな特長は他の展示会とは異なる課題解決型の展示会を目指していること。今回はSociety 5・0の世界観を同社の事業領域内で再現。6つの現場を想定したテーマゾーンを設け、生体認証・VR・IoT・ロボットなどを使った自動化など、最先端の技術や商品を用いることで課題解決できることを提案する。また、特別講演でもSociety 5・0をテーマにしており、新たなビジネスを発見する機会にする。

生産現場をそのまま再現
「ものづくり」や「くらし」 テーマで6ゾーン

       AGVやロボットなど自動化技術に注目が集まる(※写真は前回)

 42回目を迎えるグランドフェアは「Growing Together—ともに新しい未来へ—」をスローガンに、やまずみ会・炭協会・ユアサ商事の三位一体で取り組む課題解決型の展示会。商品展示のみならず、体験できるコーナーや現場を想定したシーンごとのテーマゾーンなど様々な工夫が凝らされている。

 特にテーマゾーンでは、「次世代のものづくり」「未来のくらし」「これからのまちづくり」「スマートアグリ」「ヘルスケア」「ソリューション」の6つに分け、最先端技術や機器などを組み合わせることで現場の課題解決のヒントにつなげようと試みている。次世代ものづくりでは「機械加工」・「検査・測定」・「組立」の3つのステーションを作り、AGVの上にロボットを置いた搬送ロボットによるワークやツール交換を行う活用事例を披露する。

  IoTなども駆使し、労働力不足である製造現場の自動化・省力化を提案。これからのまちづくりは建設現場だけでなく、工場や日常生活の屋外空間の安全性や快適性などを図る商品を展示する。

 さらに、新たな取り組みは「ウェルカムステージ」と「プレゼンステージ」の設置だ。来場者に「新しい気づき」を提供するため、テーマゾーンの魅力の紹介や最新機器の実演、体験コーナーでは顔認証システムやVRなどの体験ができる。

経団連 吉村氏が講演Society 5・0を解説

 恒例の特別講演会では日本経済団体連合会・産業技術本部長の吉村隆氏による「Society 5・0 for SDGsの実現に向けて」と、新たな社会のコンセプトであるSociety5・0を分かりやすく説明し、未来のビジネスに活かせるヒントの発掘の機会と位置付けている。

日本産機新聞 2019年9月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

【特集:新時代の食品工場】食品産業へ提案を強化する機械工具販売店・疋田産業の取り組み

自動化の具体例を見せて課題解決の方策を提案 人が近づくと動きがスローになる協働ロボットや、軸受のキズを検査するロボット−。疋田産業は金沢ロボットセンターに計7つのロボット活用事例を展示している。中小規模の食品メーカーは生 […]

【特集:新時代の食品工場】食品産業に貢献する注目4社の製品

景気の先行き不透明感などから、新規開拓を進める機械工具商は多い。中でも期待が大きいのが食品、化粧品、衣料品の3品業界だ。特に食品産業は需要が底堅く、2013年~23年の食品産業の生産額は35~40兆円で安定している。近年 […]

機械工具上場商社2026年3月期決算、自動化・DX投資開拓に力

半導体・航空宇宙・造船が好調 機械工具上場商社の2026年3月期決算が出揃った(トラスコ中山、ユニソルホールディングス、MonotaROは1‐3月期、NaITOは2月期)。新車開発の先送りで自動車の設備投資が力強さを欠く […]

トピックス

関連サイト