イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]
解決型で魅せる
関西グランドフェア2019
ユアサ商事は9月20・21日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)の6号館A・Bで「産業とくらしのグランドフェア2019」を開く。主催者135社、出品メーカー400社が集い、製造現場などに必要な最新の機械工具を披露し、受注額259億円、来場者数1万4000人を目指す。グランドフェアの大きな特長は他の展示会とは異なる課題解決型の展示会を目指していること。今回はSociety 5・0の世界観を同社の事業領域内で再現。6つの現場を想定したテーマゾーンを設け、生体認証・VR・IoT・ロボットなどを使った自動化など、最先端の技術や商品を用いることで課題解決できることを提案する。また、特別講演でもSociety 5・0をテーマにしており、新たなビジネスを発見する機会にする。
生産現場をそのまま再現
「ものづくり」や「くらし」 テーマで6ゾーン
42回目を迎えるグランドフェアは「Growing Together—ともに新しい未来へ—」をスローガンに、やまずみ会・炭協会・ユアサ商事の三位一体で取り組む課題解決型の展示会。商品展示のみならず、体験できるコーナーや現場を想定したシーンごとのテーマゾーンなど様々な工夫が凝らされている。
特にテーマゾーンでは、「次世代のものづくり」「未来のくらし」「これからのまちづくり」「スマートアグリ」「ヘルスケア」「ソリューション」の6つに分け、最先端技術や機器などを組み合わせることで現場の課題解決のヒントにつなげようと試みている。次世代ものづくりでは「機械加工」・「検査・測定」・「組立」の3つのステーションを作り、AGVの上にロボットを置いた搬送ロボットによるワークやツール交換を行う活用事例を披露する。
IoTなども駆使し、労働力不足である製造現場の自動化・省力化を提案。これからのまちづくりは建設現場だけでなく、工場や日常生活の屋外空間の安全性や快適性などを図る商品を展示する。
さらに、新たな取り組みは「ウェルカムステージ」と「プレゼンステージ」の設置だ。来場者に「新しい気づき」を提供するため、テーマゾーンの魅力の紹介や最新機器の実演、体験コーナーでは顔認証システムやVRなどの体験ができる。
経団連 吉村氏が講演Society 5・0を解説
恒例の特別講演会では日本経済団体連合会・産業技術本部長の吉村隆氏による「Society 5・0 for SDGsの実現に向けて」と、新たな社会のコンセプトであるSociety5・0を分かりやすく説明し、未来のビジネスに活かせるヒントの発掘の機会と位置付けている。
日本産機新聞 2019年9月5日
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