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キャラバン活動に力
落合
顧客の頼りになる存在に

落合(東京都台東区、03・3843・7251)は一昨年4月から、販売店と同行し、ユーザーを訪問するキャラバン活動に力を入れている。昨年度(2019年6月期)の活動実績は43件と一昨年度に比べ16件増加しており、今年度は50件を目標に掲げる。提案活動を強化し、より付加価値の高い営業展開を目指す。
同社のキャラバン活動は、7年ほど前から「朝顔キャラバン」という名称で展開してきた。昨年4月からは専用キャラバンカーを東西の営業拠点に1台ずつ導入。デモ機や備品などを搬送し、全国各地を回っている。
「朝顔キャラバン」の特長は、即売が目的ではなく、提案活動の一環として展開していること。「まずは、販売店やユーザーに『頼りになる存在だ』と思ってもらうことが大事」(藤原和明営業本部長)。
キャラバンカーには、メーカー6社ほどの製品を搭載し、訪問先に応じて製品は組み替える。伝導機器や工具のほか、最近ではAGV(自動搬送車)やIoT関連機器なども搭載しており、「新しいもの、問題解決に直結するものを搭載するようにしている」(藤原営業本部長)。
今後も活動は継続し、さらに強化していく方針だ。「多様な製品を取り扱う卸商社がやるからこそ、提案の幅を広げることができる。“落合=キャラバン活動”という風になるように今後も活動に注力していきたい」(藤原営業本部長)。
産機新聞 2019年8月5日
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