2026年1月6日(火)

ロボシステムの統計
SIer協会

今月から実施

 4月19日に機械振興会館(東京都港区)で開かれた事業報告会で明らかにした。

 統計調査は、会員企業を対象に毎月実施される。ロボットシステムの受注高や出荷額のほか、システム1式におけるロボットの使用台数やロボットの種類、エンドユーザーの業種や用途なども調査する。業種や用途は日本ロボット工業会(橋本康彦会長・川崎重工業精密機械・ロボットカンパニープレジデント)の統計に準ずる。

 久保田和雄会長は「一般的にロボットシステムの受注高は、ロボット1台の5~20倍と言われているが、本当のところは分かっていない。実際にどのくらいの規模があるのかを調査したい」と話した。また、東京大学名誉教授の佐藤知正氏は「ロボットは40年で1兆円を超えたが、この業界は数年で5兆円を超えるだろう」とみている。

 調査結果は、概要のみを一般公開する。今のところ公開時期は未定。

 同協会は昨年7月にロボットや自動化のシステムを構築するシステムインテグレータ(SIer)の団体として発足。設立時に144社だった会員数は、207社(4月時点)まで増加している。「設立してから活動を続けてきて、関心の高さを強く感じている」(久保田会長)。

検定制度や協業支援6つの事業に注力

 2019年度は、統計調査を含め6つの事業に注力する。その一つが、「会員間のネットワークシステムの運用」。エンジニア人数や対応アプリケーション、対応ロボットメーカーなどを検索できるシステムを開設し、会員間の協業を支援する。5月から運用を開始する予定で、当面は会員限定で機能を提供する。

 そのほか、「SIer検定制度の構築」や昨年も開催した学生向け「ロボットアイディアコンテストの開催」、「関連展示会への出展」、「国際交流」などに取り組む。

 久保田会長は「設立当初に掲げた『SIerネットワークの構築』『SIer事業基盤の強化』『SIの専門性の高度化』に引き続き取り組む」とし、「潜在的なSIerがまだまだ多いという感触を強く持っている。SIerという仕事を根付かせるために、これから認知度を高めていきたい」と業界発展に向けて意気込む。

日本産機新聞2019年5月9日

どうなる2026年 メーカー5社新春座談会(前半)

人手不足や高齢化に商機 2025年の国内経済は自動車産業の回復の遅れや半導体市場の低迷などで厳しい局面が続いた。その中、製造現場は人手不足・技術者の高齢化が大きな課題となっており、現場の自動化/省人化、環境改善、技能伝承 […]

構造の変化に挑む年

「好きな言葉はいくつかあるが、今回『正々堂々』を掲げたのは私の生き方であるからです。進むべき道に迷ったときこそ、より積極的で、より困難な方を選ぶ。そして、物事を判断する際には、ただ一つの『本質』を見極めることを何より大切 […]

情報は未来を描くツール【現場考】

共有で終わらせず、先を考える 自分が所属する部や課、ひいては会社がどのような方向に進むのかという未来予想図を描くことは管理職の重要な業務の一つだ。ただ、これだけ先が読めない時代に未来を描き切るのは簡単なことではない。ある […]

トピックス

関連サイト