2026年7月4日(土)

ロボシステムの統計
SIer協会

今月から実施

 4月19日に機械振興会館(東京都港区)で開かれた事業報告会で明らかにした。

 統計調査は、会員企業を対象に毎月実施される。ロボットシステムの受注高や出荷額のほか、システム1式におけるロボットの使用台数やロボットの種類、エンドユーザーの業種や用途なども調査する。業種や用途は日本ロボット工業会(橋本康彦会長・川崎重工業精密機械・ロボットカンパニープレジデント)の統計に準ずる。

 久保田和雄会長は「一般的にロボットシステムの受注高は、ロボット1台の5~20倍と言われているが、本当のところは分かっていない。実際にどのくらいの規模があるのかを調査したい」と話した。また、東京大学名誉教授の佐藤知正氏は「ロボットは40年で1兆円を超えたが、この業界は数年で5兆円を超えるだろう」とみている。

 調査結果は、概要のみを一般公開する。今のところ公開時期は未定。

 同協会は昨年7月にロボットや自動化のシステムを構築するシステムインテグレータ(SIer)の団体として発足。設立時に144社だった会員数は、207社(4月時点)まで増加している。「設立してから活動を続けてきて、関心の高さを強く感じている」(久保田会長)。

検定制度や協業支援6つの事業に注力

 2019年度は、統計調査を含め6つの事業に注力する。その一つが、「会員間のネットワークシステムの運用」。エンジニア人数や対応アプリケーション、対応ロボットメーカーなどを検索できるシステムを開設し、会員間の協業を支援する。5月から運用を開始する予定で、当面は会員限定で機能を提供する。

 そのほか、「SIer検定制度の構築」や昨年も開催した学生向け「ロボットアイディアコンテストの開催」、「関連展示会への出展」、「国際交流」などに取り組む。

 久保田会長は「設立当初に掲げた『SIerネットワークの構築』『SIer事業基盤の強化』『SIの専門性の高度化』に引き続き取り組む」とし、「潜在的なSIerがまだまだ多いという感触を強く持っている。SIerという仕事を根付かせるために、これから認知度を高めていきたい」と業界発展に向けて意気込む。

日本産機新聞2019年5月9日

FOOMAJAPAN2026を振り返る 機械工具商各社の食品産業向け提案、今年は検査工程の自動化が目立つ

6月2日~5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた食品製造総合展「FOOMAJAPAN2026」に多数の卸商社が出展した。各社AIを活用した検査システムや、搬送の効率化などを提案。食品業界は人不足の影響が強く、 […]

牧野フライス製作所が新工場を稼働、大型・5軸機の需要向けに生産能力を強化

牧野フライス製作所はこのほど、山梨県富士吉田市に新設した工場の見学ツアーを開催した。新工場では、大型MC(マシニングセンタ)や5軸加工機の生産能力を向上させ、生産リードタイム半減を目指す。航空や防衛、データセンター関連な […]

工作機械 2026年4月受注は45%増の1889億円で歴代2番目の受注額を記録

アジア地域は歴代最高額を記録 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2026年4月の工作機械受注額が前年同月比45・1%増の1889億6700万円になったと発表。先月の1934億7000万円 […]

トピックス

関連サイト