2019年7月21日(日)

市販事業を強化
NTNセールスジャパン 黒田 宗博 社長

この人に聞く 2018

 NTNは国内の補修を含む市販事業強化に乗り出す。今年4月、NTNのアフターマーケット事業本部の国内支社と、子会社のNTNベアリングサービス(NBS)を統合し、社名をNTNセールスジャパン(NSJ)に変更した。2つに分かれていた代理店向けルートを一本化し、販売やサポートの強化につなげる。「代理店との関係をより強固にするとともにユーザーへの深耕を図りたい」と話す黒田宗博社長に、統合の狙いなどを聞いた。

1989年エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング(現NTN)入社、2013年アフターマーケット事業本部市販開発部主査 、14年アフターマーケット事業本部西日本支社長、 18年NTNセールスジャパン社長。52歳。

ーなぜ今統合か。
 国内市場が大きく伸びづらい状況で、国内市販市場のシェアを高めていく必要がある。4年前にアフターマーケット事業本部を立ち上げたが、今回の統合でそれを加速させる。代理店と共にこれまで以上にユーザーに深耕を図る。

ー統合の具体的な内容は。
 国内の代理店85社は、NTNから直接購入頂くか、商品によってはNBSから購入頂く2つのルートがあった。この販売を一本化することで、ニーズや情報の集約を効率的に行い、迅速な対応を図れる体制にする。NBSはユーザーに直販していたり、代理店以外のルートに販売していたりしていたが、統合を機にこれらも止めた。

ー代理店や販売店の対応への変化は。
 約160人の体制になったので、まずはお客様への訪問頻度を高めたい。技術的なサポートは、テクニカルサービスカーや個別の展示会・技術講習会はこれまで同様NTNのアフターマーケット事業本部の技術部が対応する。NBSの強みだった24時間以内の納入サービスは新会社が引き継ぐので、物流サービスは変わらないし、将来的にはむしろ強化する。

ーシステムの部分は。
 NBSの受発注システム「Hⅰ-JET」と、NTNの「e-WINGS」は当面併存させるが、来年をめどに統合し、全ての発注業務が1画面でできるようにする。NSJにはシステム課もあるので、在庫の見せ方など代理店が行うネット受注への支援や、代理店システムとの連携を強めビジネススピードを上げる。

ー今後の展開は。
 当社の代理店体制はネットワークや強固な関係性が強みだ。ユーザーへの訪問頻度を高めたり、サービスを向上させたりして、今後もさらに強固にしていく。

ー補修を含む国内市販市場をどう位置付ける。
 NSJだけでなくNTNでも重要事業と位置付けている。国内市販市場を含むグローバルでのアフターマーケット市場の世界シェアは現在10%強だが、もっと高めていく。そのために、NTN商品が欲しいと思って頂けるブランド価値の向上が不可欠だ。圧倒的な商品力、技術を含めたサービス力、世界中どこでも適切に供給できるデリバリー、それらを実現する組織力をNTN、NSJ共にさらに強化していく。

日本産機新聞 平成30年(2018年)7月20日号

日本でどう伸ばす
イグス 北川 邦彦 社長に聞く

 日本に初めてイグスの製品が紹介されてから30年以上。これまでに、工作機械を中心に様々な産業分野で採用が進み、ケーブル保護管では国内トップシェアを誇るまでに成長してきた。一方で、「日本はまだまだ成長できる市場。5〜6年後 […]

スイス製のグラインダ
福島鑢商店

 福島鑢商店(東京都墨田区、03・3625・2940)は、スイス・バデコ社の電動グラインダの取り扱いを始めた。小さくて軽く、長時間の作業の負担を軽減できる。ジュエリーや時計をはじめ、金型など金属加工業向けにも売り込む。 […]

エース会を開催<br>山善

エース会を開催
山善

20年度売上高6100億円目指す  山善は5月30日、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で、大阪支社(佐々木公久上級執行役員大阪支社長)の主要得意先で構成する大阪山善エース会総会を開き、2019年3月期の決算と新年 […]

トピックス

関連サイト