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ルッドリフティングジャパン スペイン製ハッカーを発売
玉外しを遠隔操作
安全、作業性を改善
ルッドリフティングジャパン(大阪市平野区、06・6795・6717)はスペイン・エレビア社の玉外し作業が遠隔で操作できるハッカー「オートリリースハッカー」を発売した。吊り荷の近くに人がいなくても玉外し作業ができるので安全性の確保や、作業効率の改善につながる。
ハッカーはヤッカーやフックとも呼ばれ、港湾や製鉄所などで鉄板や鉄管、形鋼などの吊り上げに使われる。これまでのハッカーでは、玉掛けも玉外し作業も手動で行う必要があった。このため、重量物の運搬では多人数が必要で、吊り荷の近くで作業するため危険性もあった。
オートリリースハッカーは、玉掛けは手動で行うが、玉外しはバッテリーを使い、リモコンで遠隔操作できる。複数の人が必要だった玉外し作業が遠隔で自動操作できるので省人化にもつながる。さらに、吊り荷の近くに人がいなくても作業できるので、安全性の確保にもつながる。
遠隔操作をするために安全性もより高めた。吊り上げ時に誤ってフックが開かないような設計としたほか、LEDのディスプレイで吊り上げ可能、禁止、バッテリーが残り少ないといった遠くからでもハッカーの状況をひと目でかかるようにした。
吊り荷によってアタッチメントを交換でき、鋼板、H形鋼、パイプ用など様々な搬送物に対応する。使用荷重は4トンで、100mの距離まで遠隔操作でき、バッテリーは3時間の充電で5000サイクル使用できる。
日本産機新聞 平成30年(2018年)5月20日号
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