イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]
三叉路
2017年12月5日号掲載
中小企業基盤整備機構のアンケート調査によると、7割以上の中小企業が人手不足だと感じているという。機械工具商社・販売店のなかでも、人手不足を課題に挙げる企業は多く、真っ先に対策に取り組むべき項目の一つとなっている。
各社、人材を確保するために、求人媒体を活用したり、学校に働きかけたりと様々な活動に取り組むが、なかなか上手くいかないという声も少なくない。ある機械工具商社の採用担当者は、「求人を出しても応募が来なかったり、会社説明会を開いたりしても思いどおりに人が集まらないことも多い」と嘆く。
そうしたなか、同じく人材確保に悩むある金型メーカーの社長は、「自らの企業をアピールするだけでは限界がある」と話す。「業界全体の認知度を上げて、金型業界を志望する人を増やすことが重要」と、学生が通学に利用する路線バスに金型自体をアピールする広告を打ち出し始めた。
最近、機械工具商業界でも工具教室など業界の認知度を上げようとする活動が各地でみられるようになった。こうした活動はすぐに効果は出ないかもしれない。ただ、地道に続け、広めていくことで将来的な人材確保につながるはずだ。
2017年12月20日号掲載
工作機械は年間受注額が過去最高に迫る勢い。切削工具も今年の生産見通しを業界団体が上方修正した。製造業の旺盛な設備投資を背景に、機械工具業界は需要拡大局面が続いている。しかし工具商社で聞くのは利益がさほど伸びないという声だ。
不思議な光景だがその原因のひとつは激しい価格競争だろう。既存顧客との取引を守る、あるいは新規開拓するため競合に安さで挑む。負けじと応酬するから販売価格はさらに下がる。行き着くところまで行き着いた結果、薄利になる。
そもそも価格競争に陥るのは他社と同じ商品で競うから。商社は販売活動には熱心だが商品開発はおろそかになりがちだ。メーカーはニーズの変化を捉え、新たな道を拓く商品開発に挑み続けている。商社の利は元にあり。メーカーの動きを知るべきである。
モノが溢れる時代。ニーズを先取りした商品をみつけるのは難しい。探し出せても売り込む力や在庫をそろえる資金がいる。しかし労力やリスクの無いものにリターンも無い。ニーズに応える商品と拡販へのロードマップを見つけ出し果敢に挑戦する。それが利益を伸ばすひとつの道である。
TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]
ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]