2026年5月2日(土)

OMJCリレーインタビュー「ON(仕事)・OFF(プライベート)の切り替えできていますか?」
池上商店 社長 池上 達也氏

前走者・フジタカ 藤原 貴之氏からの質問
「ON(仕事)・OFF(プライベート)の切り替えできていますか?」

池上商店 池上達也社長
 1973年生まれ、大阪市出身。97年大阪国際大学政経学部卒、アパレル商社のフォルムアイに入社。2000年池上商店へ。16年専務、17年社長就任。趣味は野球。好きな言葉は「感謝」。尊敬する人は父・池上秀明会長。

社長の自覚、視野広げた

 仕事とプライベート。最近は切り替えができるようになってきました。ほぼ毎日、決めた時間に仕事を切り上げて会社を出る。家に帰って家族と話し子供の笑う姿を見ていたら、仕事のことを考えることはあまり無いですね。

 以前は、仕事中はもちろんプライベートの時間でも仕事のことが頭の中にありました。積み残している仕事、取引先への対応。頭から離れず休日でも思い出す。それがある種のストレスになっていました。

 切り替えできるようになったのは、おそらくここ3、4年のことです。理由の一つは仕事への自信がついてきたからだと思います。お得意先や仕入先とのやり取り、トラブルへの対応。そうした一連の仕事に対する不安が少なくなってきたからではないでしょうか。

 いつもニコニコしているので意外なようですけれど、仕事で追い込まれるとマイナスなことを考えてしまう性分でした。けれど今は何事にもプラスの方向に考えられるようになりました。
 もう一つは社長になるという自覚が芽生えたからかもしれません。数年前まではいつ社長になるのか明確ではなかった。けれど年を重ね、もうそろそろかも…と感じ始めた。その頃から広い視野で物事を見ることができるようになった気がします。

休日にヒント閃く

 昨年10月に社長になりました。社長と社員では立場が違う。OMJCの先輩社長方のアドバイスを仰ぎ、何事にも前向きにチャレンジしながら会社経営をしていきたいと思います。

 仕事とプライベートの切り替えをできるようになりましたが、まだ完全にきっぱりとはいきません。本当は無意識の中に仕事の事を考えてしまっている時がよくあります。休日に家族と町を歩いているとき、目に入った駆動装置に気づき、ふと『あ、こんなところにもギヤードモータが…』と立ち止まって装置を観察してしまう。

 でもそれが悪いことだとは思っていません。もしかしたら休日の閃きが事業を伸ばすヒントになるかもしれません。


 ※OMJCリレーインタビューは前走者が次走者にインタビューのテーマを投げ掛け、バトンをつないでいきます。次回は、三鷹産業の岡本健太郎氏。池上氏の質問は「今年の目標は?」。

日本産機新聞 平成30年(2018年)2月5日号

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