機械工具や鋼材を扱う精工産業は昨年7月、ユーザーの測定業務を請け負う「計測技術室」を開設し、測定や検査分野を強化している。同事業を立ち上げた鈴木浩司常務取締役は「測定や検査業務のニーズの変化を感じる」と話す。自動化や効率 […]
グーリングジャパン ヤン ババツ社長
売上高10倍を目指す
幅広い製品群強みに

「趣味は語学」というほど、多彩な言語を操るマルチリンガル。ドイツ語や日本語はもちろん、ロシア語、英語、フランス語など6カ国語を話す。「小学生のころ、ラジオから聞こえてくる何語か分からない言葉を理解したくて自ら勉強を始めた」。
日本語を学んだのは高校時代。言葉だけでなく文化にも興味を持ち、日本に1年間留学。この経験を活かすために日本で働くと決めた。大学卒業後、切削工具メーカーのワルター社に入社し、日本に出向。3年間勤務した後に、大型工作機械メーカーであるワールドリッヒジーゲンの日本支店長を約10年間務めた。
支店長時代は、発電や鉄鋼分野などのユーザーを中心に北海道から九州まで日本全国を営業やメンテナンスで駆け回った。「10年以上日本のものづくり現場を見てきた経験は、グーリングジャパンでも活かせると思う」。
まず描く戦略は大きく2つ。1つは、認知度の向上。ドリルのイメージが強い同社だが、エンドミルやリーマ、ツーリングシステムなども手掛けるほか、今秋には工具管理システムを発表する。「幅広い製品ラインアップをそろえていることをもっと広くアピールしたい」。
2つ目は国内工場の活用。同社は海外メーカーでは珍しく、愛知県に工場を持つ。「特殊工具の製作や再研磨、コーティングサービスなど日本のユーザーに合わせたサービスをより強化し、差別化を図っていきたい」。
好きな日本語は「夢」。「夢を持つことは大事。今の私の夢はグーリングジャパンを大きくすること」。売上高を現在の10倍まで引き上げることを目標に掲げる。「十分達成できる潜在能力が当社にはあると信じている」。
日本産機新聞 平成30年(2018年)1月20日号
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