シン・提案力を強化 2026年1月にジーネットとマルカが経営統合し、「ユニソル㈱」が発足する。同時に、フルサト・マルカホールディングスも「ユニソルホールディングス㈱」に商号変更する。その目的・目指す成果などをフルサト・マ […]
日本機械工具工業会 17年度、上向きに修正
前年度比6.9%増に
日本機械工具工業会(牛島望会長)は11月2日、2017年度の生産額の見通しを対前年度比6.9%増の4737億円に上方修正すると発表した。自動車やIT関連の堅調さに建機も加わり、世界中で切削工具の需要が増加すると判断した。
期初に発表した通期の生産額見通しは、対前年度比3.4%増の4580億円だった。しかし、上期は前年同期比5.5%増の2349億円と当初の見通しに比べ、上振れした。下期も好調を持続する見通しで、前年同期比8.3%増の2388億円とし、通期では6.9%増の4737億円と上方修正した。
背景にあるのは自動車業界の好調さや、半導体関連を中心としたIT関連の需要増だ。17年上期の国内の四輪車生産台数は、前年同期比7.8%増の484万台で、3年ぶりのプラスを記録。日本半導体製造装置協会によると、17年度の半導体製造装置の販売高は11%増の1兆7363億円を見込むなど、好調を持続している。さらに「8月以降は建機も上向いてきた」(牛島会長)とし、建機も工具需要の拡大を後押ししている。
地域別にみても、内外需で下期以降好調を維持する見通しだ。同工業会が調査したDIによると、内需は下期以降がプラス40.5、外需もプラス30で、「日米欧アジア全てで悪い要素はない」(牛島会長)としている。
日本産機新聞 平成29年(2017年)11月20日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
海外のアフターサービス強化を推進 回転センターメーカーの二村機器は各種パーツ交換や交換後の精度調整などアフターサービスを充実させることで、長く製品を活用してもらい、イニシャルコスト削減やSDGsに貢献している。 「昨今、 […]
簡易点検や廃棄の手間ゼロに 業務用のスポットエアコンでは冷媒としてフロンガスを採用しているために、定期的な簡易点検や、廃棄時にガスを回収する手間やコストがかかる。それらの作業を手間だというユーザーは多い。 今春にスイデン […]