2025年8月29日(金)

1兆5500億円に上方修正
日工会 2017年の受注予想

国内、自動車・半導体がけん引

工作機械受注(2007~17予測)
工作機械受注グラフ

 日本工作機械工業会(飯村幸生会長・東芝機械会長)はこのほど、2017年の工作機械受注額予想を年初に発表した1兆3500億円から1兆5500億円に上方修正した。内需は円安基調を追い風として堅調に推移。外需は中国が当初を上回る回復を示したほか、EMS(電子機器の受託生産)関連の特需が続いた。年内は引き続き堅調に推移すると見ている。

 17年1〜8月の累計は1兆314億円(前年比23.8%増)で、年初から1000億円超を維持。達成できれば、07年の1兆5800億円に次ぐ、史上2番目の水準となる。内訳は、内需が6000億円、外需が9500億円を見込んでいる。

 国内は、自動車や、半導体製造装置など主要業種で旺盛な設備投資意欲が見られ、堅調を維持。8月の内需総額が前年同月比20.1%増の517億円となり、8月単月で500億円を超えたのは07年以来10年ぶり。また、7ヵ月連続で増加している。

 海外は、欧米の堅調さに加え、中国が大幅に回復。1〜8月の中国向け累計受注額は2230億円と、前年に比べ2倍以上も増加している。

 飯村会長は「今後、中国のEMS関連は弱含むが、裾野が広い一般機械が堅調なので、このままの水準を維持できるだろう」と話した。 

日本産機新聞 平成29年(2017年)10月15日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

パル・ミートと日新電機 労働安全に取り組む製造現場【特集:提案広がる労働安全】 

今回の特集は「提案広がる労働安全」。労働災害はすべての現場で発生する可能性があり、ほんのわずかなきっかけが死亡事故や休業災害につながることもある。そこで本特集では実際の製造現場に焦点を当て、精肉加工を手がけるパルミート( […]

ユアサ商事 機電本部 碓井  利宏本部長に聞く労働安全市場の展望【特集:提案広がる労働安全】

商品や提案の幅広がる/安全対策への投資意欲強く 「労働安全に関する需要は年々高まっている」。そう話すのはユアサ商事で、工具や安全対策商品を扱う機電本部の碓井利宏本部長。背景にはデジタル技術の革新による提案商材の拡大や、ユ […]

労働安全に貢献する注目3社の製品【特集:提案広がる労働安全】

日本レヂボン「貼るだけでスリップ事故防止」 「ノンスリップテ—プ」は、階段や倉庫、製造現場の機械周辺の足場、浴槽周りの床などに貼りつけておくことで、床が滑りにくくなりスリップ転倒事故を防げる。テープを貼るだけの簡単な作業 […]

トピックス

関連サイト