2026年6月5日(金)

『鉄板』の商品・販促活動を創りたい
喜一工具 椿 幸諭 社長

新社長に聞く2017

椿 幸諭社長
 1962年生まれ、三重県出身。54歳。85年中京大法学部卒、喜一工具に入社。99年北関東営業所長、2001年東京営業所長、07年中部ブロック長・営業部長、14年取締役営業本部長。
 6月の株主総会で喜一工具の社長に就任した。喜一工具は機械工具や自動車整備、建築・配管工事など5つの卸販売のチャネルを持つ。「5つのチャネルで、市場のニーズをとらえた、いわゆる『鉄板』の商品や販促活動を創りたい」と抱負を語る。

 その基盤となるのは創業から先人が培い、受け継いできた機械工具販売のノウハウ。しかし「定着しているやり方を生かしながらも、環境の変化に応じ新たな方法にチャレンジすることが必要」。

 入社してから約30年、長らく営業畑を歩んできた。その経験から、ここ数年で最も機械工具の卸販売に影響を及ぼしていると感じるのが、社会でのインターネットの広がりだ。

 ネット社会になり、販売店もユーザーも、欲しい情報をいち早くつかめるようになった。「従来のスピードで総花的に情報発信しても満足してもらえない。大切なのは、いかに市場に早く届けるか」。

 情報を早く届けるため、このところ定期的に、最新商品や発売予定商品だけを集めたチラシや配管・建築工事の職人向けカタログを発刊。また、取り扱う新商品が増えるたび自社ホームページにアップしている。

要望に応える提案

 その一方で、販売店と協力して開くユーザーへの出張展示会「Joyfulキャラバン」では、ユーザーそれぞれの事業内容や技術課題に合わせて商品を提案。なかでも多くの課題を抱えるバリ取りやトルク管理、締結などの企画は「反響が大きく、また開いて欲しいという声も」。

 こうした取り組みの先には、企業スローガンにもある「世界の工具とアイデアで生産現場を元気にしたい」という思いがある。「その企業基盤をつくりたい。そして次の世代へとバトンタッチできるようにしたい」。

日本産機新聞 平成29年(2017年)9月25日号

目的と意味を伝えて納得のコミュニケーションを【現場考】

学生時代の部活動などで理不尽な思いを抱いた人は少なくないだろう。前時代的だが、自身の経験でも「延々と走れ」とか「全員が目標をクリアできなかったからやり直し」など「なぜ?」と思うことは少なからずあった。そして大抵の場合、そ […]

YUASA  田村 博之社長「社名をYUASAに変更」【この人に聞く2026】

YUASA 田村 博之社長「社名をYUASAに変更」【この人に聞く2026】

新中期経営計画を発表、5年後は経常利益200億へ 今年360周年を迎えるユアサ商事は4月1日、社名を「YUASA」に変更した。アルファベットにすることで、海外での認知度を高め、グローバル展開を加速させる。合わせて、5年の […]

象印チェンブロック、鉄道保守の省力化に照準 マテハン技術はここでも活きる

チェーンブロックやホイストを手がける運搬機器メーカーの象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市)は、インテックス大阪で5月27日から29日まで開催された「第2回 鉄道技術展・大阪2026」(主催・産経新聞社)に出展し、鉄道メ […]

トピックス

関連サイト