日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
【新製品】三菱マテリアル
小物部品加工に適した旋削工具シリーズを拡充

「SMBブレーカ」
「MS6015」
三菱マテリアルが小型自動旋盤での小物部品加工に適した(直径20㎜以下)旋削工具シリーズを拡充している。今年4月に、突切り・後挽き加工用インサートやPVDコーテッド材種などの新製品を発売。自動車や航空機、医療分野での、今後の需要拡大を見込む。
今回新たに発売したのは、切りくずの噛み込みを防ぎ、面粗さを改善する後挽き加工用インサート「SMBブレーカ」や、純鉄や炭素鋼など幅広い被削材に対応するPVDコーテッド材種「MS6015」。そのほか、難削材加工用インサート「MP9000/MT9000」にポジティブインサートを追加した。
同社では、昨年から自動車、航空機、医療などの産業別に加え、加工機械別での提案も強化。特に自動車や医療分野での小物部品の需要増や機械の省スペース化から、小型自動旋盤を使った加工が増加すると見込み、拡販に注力している。
営業本部営業企画部の製品担当者は、「高品質な部品をいかに低コストで生産できるかがユーザーにとっては重要。機械や被削材別に最適な工具や加工方法を提案することで、生産性向上や新規開拓などに貢献したい」としている。
日本産機新聞 平成29年(2017年)7月25日号
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






