レヂボン水魚会 支部総会を開催 日本レヂボン(大阪市西区、06・6538・0136)は6月10日、宝塚ホテル(兵庫県宝塚市)で関西支部と中・四国支部合同のレヂボン水魚会支部総会を開いた。グループ企業との連携による海外市場 […]
【ウェブ限定】7月の軸受2点を製品紹介
ジェイテクト
産業機械全般使用可「超小型円すいころ軸受」
大幅に極小・軽量化を実現
ジェイテクトは産業機械全般で使用できる「超小型円すいころ軸受」を開発。従来の同社最小品より大幅に極小・軽量化を図ることで、産業機械の高性能化や小型化に貢献する。
同製品は従来の円すいころ軸受に比べ、幅が約50%狭小化、質量60%軽量化し、深溝玉軸受(同等サイズ)で質量約15%軽く、剛性を3倍に高めた。搬送方法など製造工程の抜本的な見直しと軌道研磨の専用治具の開発などで小型化を可能にしたほか、樹脂保持器を適用することで、従来品と同等の剛性を維持したまま、幅を50%狭小化し、質量を60%軽量するなど超小型化を実現した。製造は同社香川工場で行い、2018年をメドに量産を開始し、年産24万個を目標に、ロボットメーカーや減速機メーカーに販売していく。
円すいころ軸受は耐荷重、高剛性に優れていることから、あらゆる産業で使用されている。近年コンパクト化需要に伴い、円すいころ軸受の小型化が求められ、部品軽量化による自動搬送の難化や幅の狭小化による軌道研磨加工難度の上昇など問題点に対応した。
特殊環境用ベアリング「NEWクリーンプロベアリング」
摩擦や潤滑油などの発じん量を低減
特殊環境用EXSEV軸受シリーズのクリーン環境用クリーンプロベアリングの性能を向上させた「NEWクリーンプロベアリング」を開発した。従来製品より発じん量を50%低減、軸受寿命を10倍以上向上させ、半導体やフラットパネルディスプレイ(FPD)などの歩留まりなどを改善し、搭載装置のランニングコスト低減などに寄与する。
特長はベアリングが回転する際の発じんや放出ガスを低減するために潤滑油やグリースを使用せず、ベアリングにフッ素コーティングを施し、より潤滑性や耐久性を向上させた。これにより、低発じんや低放出ガスで長寿命なベアリングが求められる半導体やFPD、機能性フィルム製造分野の拡販を目指す。
三洋工具(東京都品川区、小野昌晴社長、03・3490・6821)はこのほど、軟質ゴムの切削加工に特化した超硬エンドミル「VMQE」を開発・新発売した。シリコンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなど多様な素材に対応する。 […]
カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に広がる中、製造現場でも省エネの重要性は増している。メーカーも電力使用量やCO2排出削減につながる製品の開発に力を入れる。オイルを使わないコンプレッサやエア漏れを可視化する製品 […]