2025年8月31日(日)

喜一工具が新和鋼機事業所を新設

仕入れ・提案力にシナジー

 喜一工具(大阪市西区、06・6532・6221)は、切削工具が主力の機械工具卸商社・新和鋼機(同市西区)の工具販売事業を5月1日、譲り受ける。新和鋼機の要請に応じるもので、商権や従業員を譲り受け、新設する新和鋼機事業所でこれまでの事業を続ける。

 新和鋼機事業所は喜一工具の本社内に置き、新和鋼機の川松孝裕氏が事業所長に就任する。新和鋼機の年間売上高は約4億円。このうち関西や中四国、東海といった地域で機械工具を販売してきた新和鋼機の商流を引き継ぐ。新和鋼機は新和ネクサスに改称し不動産賃貸業に専念する。

 新和鋼機が得意とするのは切削工具や作業工具。喜一工具の強みは輸入工具や物流力。新和鋼機事業所は、両社の仕入れや販売のノウハウ、物流力を融合し、顧客への提案力を高める。

 一方、ともにJoyful喜一ホールディングスを親会社とするグループ会社のエスコ(カタログ販売)や小川善(販売店)とも連携する。喜一工具が中核となり共同で実施する出張展示会にも参加する。顧客からのニーズをエスコや小川善にフィードバックし商品開発にもつなげる。

 今回の事業譲渡は昨年12月、自社での工具販売の継続に区切りをつけたい新和鋼機から、喜一工具に要請があったという。Joyful喜一ホールディングスの田中健一CEOは「今後もこういった申し入れにはできる限り応えていきたい」としている。

日本産機新聞 平成28年(2016年)4月25日号

[ ニュース ][ 会社移転・新設 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

パル・ミートと日新電機 労働安全に取り組む製造現場【特集:提案広がる労働安全】 

今回の特集は「提案広がる労働安全」。労働災害はすべての現場で発生する可能性があり、ほんのわずかなきっかけが死亡事故や休業災害につながることもある。そこで本特集では実際の製造現場に焦点を当て、精肉加工を手がけるパルミート( […]

ユアサ商事 機電本部 碓井  利宏本部長に聞く労働安全市場の展望【特集:提案広がる労働安全】

商品や提案の幅広がる/安全対策への投資意欲強く 「労働安全に関する需要は年々高まっている」。そう話すのはユアサ商事で、工具や安全対策商品を扱う機電本部の碓井利宏本部長。背景にはデジタル技術の革新による提案商材の拡大や、ユ […]

労働安全に貢献する注目3社の製品【特集:提案広がる労働安全】

日本レヂボン「貼るだけでスリップ事故防止」 「ノンスリップテ—プ」は、階段や倉庫、製造現場の機械周辺の足場、浴槽周りの床などに貼りつけておくことで、床が滑りにくくなりスリップ転倒事故を防げる。テープを貼るだけの簡単な作業 […]

トピックス

関連サイト