2026年10月16日(金)

新社長に聞く2014 落合 落合 輝彦社長

「一業一貫」の精紳受け継ぎ、新しいものに取り組む

落合輝彦 社長_R

全ての人が輝く会社

 「お客様、仕入れ先様、社員とその家族、私たちに関わる全ての人が輝く未来。そこへつながる会社づくりが目標」と話すのは今年9月、伝動機やベアリング、工具の総合卸商社である落合の社長に就任した落合輝彦氏。4代目として初代が掲げた「一業一貫」の精神を受け継ぎながら、理想の会社づくりを目指していく。

 落合栄次郎会長の長男で、小学校時代から出荷作業など会社の手伝いをしていた。その頃から、アットホームな社風に惹かれ、入社を決意していたという。大学卒業後、すぐに入社。入社当初から「将来、自分がこの会社を背負っていくんだ」という覚悟を持って仕事に取り組んでいた。
 落合京浜支店長を兼務していた2009年には、Web受発注システム「蔵」立ち上げの中心として尽力。処理スピードを重視し、注文までの流れがシンプルで分かりやすいシステムを作り上げた。「時代は加速度的にスピードを上げて変化している。今後も時代に合わせて新しいものに取り組む柔軟性が必要」とさらなる展開も構想中だ。
 また、社長に就任し、注力する取り組みのひとつに、全国展開を挙げる。現在、東京を中心に埼玉、群馬、名古屋に拠点がある。今後、大阪に拠点を新設するなど全国に支店網を広げ、顧客のニーズに対して、より一層きめ細かい対応を図っていく。
 
 そうした新たな取り組みを進めていく一方で、「私たちの商売は、気持ちと気持ちのつながりがあってこそ」と人の温もりがある昔ながらの下町風情を大切にする。「値段や納期だけが優先されがちな時代のなかで、私たちが大事にしてきた古き良き感性は優れた個性であり、強みである」と話す。
 社是である「一業一貫」の精神と社風を受け継ぎつつ、これからの新たな「落合」を作り上げていく。「明るく輝く未来のために、いまできることを積み重ね、これからも日本のものづくりを支えるために力を尽くす」と決意を固めた。

略歴
 1978年3月生まれ、東京都出身。00年ソルトレイクコミュニティカレッジ(米国)卒業後、落合入社。07年営業部長、08年落合京浜支店長兼務、10年専務、14年9月に社長就任。趣味はスノーボード、ゴルフ。

日本産機新聞 平成26年(2014年)11月12日号

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