2026年10月11日(日)

吊り荷の揺れを抑制「制振制御クレーン」(キトー)

キトー「制振制御クレーン」
制御はスイッチでオンオフを切り替えできる
 キトーはクレーンを起動したり、停止させたりする際に吊り荷が揺れるのを防ぐ「制振制御クレーン」を発売した。作業者の安全や熟練作業の標準化につながる。

 クレーンで吊り荷を動かす際、起動時には吊り荷はゆっくり動き出し、逆に停止時には前に進む慣性が働く。この揺れを低減するため、通常は「追いノッチ」という作業を行っている。ただ、この作業は運転者の経験によって精度に差が出てしまうほか、重大な事故にもつながりかねない。

 今回開発した制振制御クレーンは、インバータ制御で運転者のスキルに頼ることなく吊り荷の揺れを抑制できる。手元のスイッチで制振制御機能オンオフが簡単に行えるほか、センサーレスでコストも抑えた。

 同社では「誰でも簡単に荷揺れが低減できるので、作業者の安全と熟練技能の標準化につながる」としている。

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