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ジーネット かんたん解決カタログNo.10、No.11を発刊

左:No.10工場設備の改善対策編 右:No.11工作機械用治具編
工場丸ごと改善提案も
かんたん解決カタログの発行は、ついに二桁台になった。2010年に第1号の「工場エアの省エネ・環境対策!」を発行して以来、「工場の生産性向上・環境対策」(第6号)、「工作機械の生産性向上対策」(第8号)など販売店のセールスマンにユーザーの困りごとを具体的に解決する提案ツールを紹介し、この4月、ついに第10号、第11号を発行した。発行部数は1号あたり3万部、延べ発行部数は、増刷号も含めると約35万部に達する。今や全国の販売店に取っては必要不可欠の提案ツールになり、“かんたん解決”への注目度は拡大している。
第10号は「工場設備の改善対策~エンジニアリング編」、第11号は「工作機械用治具の生産性向上対策」の解決編。いずれも生産性50%向上への挑戦を目指している。
「工場設備改善対策」では、照明機器の交換から工場丸ごと改善まで20項目以上のケーススタディを紹介している。例えば、「工場の水銀灯をLEDに入替え、取り付け位置も変更したい。ただし、大型ラインがあり、高所作業車は使えない。何処か…」という、困りごとでは、「どんな難しい場所での要望も対応可能」と実例を上げて紹介。配管機器では「エア配管からエア漏れがある。何とかしたい」に対してエア漏れ損失コストを明記し、「圧縮機電力50%削減」の提案をしている。
また、工作機械周辺では、屋外に設置のチラーをエコハイブリッドに交換することで電気代金が年間65%削減できる省エネ対策の提案も判りやすくまとめている。
さらには、ジーネットのエンジニアリング部門と連携し、設備移設、工場丸ごと改善の提案も行っている。つまり、工場丸ごとまでまとめる卸商はなく、かんたん解決カタログは「新規取扱いメーカーの拡大と販売店の新規参加を増やしている」。
一方、「工作機械用治具の生産性向上対策」は、旋盤のチャック、生爪からバイス、治具、円テーブル・ゆりかごまでを関連付けて、問題解決に迫っている。
その中の一つ。「従来の作り方では、ゆりかご治具は高価で納期も長い。いい方法はないか」の例では、「標準治具メーカーのナベヤは、豊富な種類のゆりかごセットをラインアップ、短納期、コスト低減に対応する」と、具体例で紹介。ナベヤの各種ゆりかごに、三共製作所、津田駒工業、DMG森精機、日研工作所、松本機械工業のロータリーテーブルを組み合わせることでコストダウンと短納期を可能としている。「機械加工のノウハウ、治具の製作を、機械メーカーに頼むか、工具メーカーに頼むか、町の治具メーカーに頼むか、いくつかのルートはあるが、この3つのルートよりも早く、安く作って納められる」と、ジーネットは治具の標準化による生産性向上にも挑戦している。
日本産機新聞 平成27年(2015年)4月25日号
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