2026年10月16日(金)

この人に聞く2015
京二 中国担当執行役員  兪 箴潔(ユ シンケツ)氏

中国工具の浸透に力

6メーカー、機能に特色
 個性活かす提案を

★京二 ユさん_R

 「中国工具の京二」として、中国の株洲切削工具の販売を始めたのが8年前。いまやその名前通り、メーンに扱う切削工具だけでも6メーカーになり、提案の幅を広げている。取扱いを増やしてきた意図や今後の展開などを中国担当執行役員の兪箴潔さんに聞いた。

MECTにも出品
 自動車向けアピール

―扱う中国メーカーが増えています。
 「切削工具では、株洲切削工具、鄭州ダイヤ、北京ワールドダイヤ、上海ゾロンに加え、最近ではダイヤ・CBNの上海山田工具も開始した。切削以外でも測定工具、砥石メーカーの扱いもあり、部品なども含めると約3億5000万円程度の売上規模だ」

―なぜここまで増えたのでしょうか。
 「顧客の要望は本当に多岐に亘り、それに応えるには様々なメーカーが必要だった。だから製品も重複が少なく、上手く棲み分けができている」。

―具体的に教えて下さい。
 「株洲工具はチップもソリッドも扱う総合的超硬切削工具メーカーの位置づけ。ダイヤ・CBNの特殊工具では、鄭州ダイヤはエンジン回りの加工に強みを持つ。取引を始めた上海山田は幅広く部品加工に対応してきたため、多様な特殊設計に応えられるのが特長だ。北京ワールドタイヤはCBNチップのハードターニングが得意で、カスタマイズが強みだ」。

―メカトロテックではどの辺をPRしますか。
 「中部の特性を考え、CBN・ダイヤモンドを中心に自動車部品に特化した提案を行う。日本では自動車部品でのダイヤの使用率は低く、提案できる余地は大きい。上海山田はステアリングやピストン加工用ダイヤモンド工具を展示する。鄭州は特殊形状のインサートなどを紹介するほか、北京ダイヤもCBN材料と刃先形状を選択できるような提案をする」。

―今後の展開を教えて下さい。
 「始めた当時とは異なり、今は中国工具の認知度は高まり、日本でも増えている。だから価格ではなく、製品力での勝負が問われる段階になったと思う。今後もユーザーの声に応えつづけられる製品を供給していく」。

日本産機新聞 平成27年(2015年)10月5日号

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