自動化の新技術が注目されたメカトロテックジャパン(MECT)2025。なかでもひと際目立ったのが、中小企業が導入しやすい自動化技術だ。少ない台数のマシニングセンタ(MC)の生産管理をしたり、手頃な価格でワーク自動交換装置 […]
NTNグループ2社が合併
技術を相互補完
NTNアドバンストマテリアルズ
NTNの連結子会社で金属粉末焼結製品メーカーのNTN特殊合金と粉末冶金製品を手掛ける日本科学冶金は12月1日、合併し新会社「NTNアドバンストマテリアルズ」を設立した。2社が持つ技術やノウハウを相互補完し技術力や付加価値の高い商品開発力を強化する。
新会社では、紛体や紛体を利用する合金のほか、カーボンを使う製品、高分子材料による製品など複合材料製品を製造販売する。これまで2社で分離していた管理部門を統合し業務効率化を図るほか、日本科学冶金の開発技術や製造技術を生かし、NTNグループの事業展開の力を活用し販売拡大を図る。
合併したNTN特殊合金は1966年に愛知県蟹江町に設立し、金属粉末の焼結製品を手掛け、最近は疲労強度、密度を大幅に改良した高強度焼結製品の開発に成功した。一方の日本科学冶金は1947年に設立し、三重県亀山市で焼結合金製品や医療機器、産業機械の電圧変換、ノイズ除去に必要な磁性材料製品を製造販売し、2011年NTNグループに入った。
日本産機新聞 平成27年(2015年)12月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
ロボの活用で測定自動化 高精度ワークを機上計測 東京精密は棚型ストッカー「TARNER」と、小型三次元測定機「ZEISS Dura MAX」を展示し、協働ロボットがワークを測定機まで自動搬送する測定の自動化を提案した。T […]
従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数 […]
_R-300x216.jpg)






