山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]
JIMTOFいよいよ
国内最大の工作機械の国際見本市「JIMTOF2014」が10月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕する。5軸や複合加工機の新製品に加え、金属3Dプリンタが多数紹介される。使いやすさを追求したCNC装置や、うまく機械を使いこなす知能化技術などの先端技術が出そろう。難削材対応の切削工具や、自動化や多軸仕様の治工具なども注目を集めそうだ。
JIMTOFの会期は11月4日までの6日間で、865社(9月末現在)のメーカーらが先端技術や新製品を披露する。小間数も5083小間と東京開催では過去最大規模で、約13万人の来場者が見込まれている。
工作機械では5軸加工機や複合加工機に加え、注目を集めそうなのが金属3Dプリンタだ。既に5社以上のメーカーが展示を予定している。一方で、機械を賢く使いこなす知能化技術や、タブレット感覚で使いやすいCNC装置などのソフト面の充実も今回のみどころだ。自動化や省力化技術では、人と一緒に働ける協調型のロボットなども注目を集めそうだ。
切削工具はあらゆる加工ニーズに対応した製品が出そろう。中でも、テーマの一つとなりそうなのが難削材対応工具。ステンレスに始まり、インコネル、チタン、高硬度材など高付加価値のワークを削る最新の工具が多数出展される。
工作機器では、多軸対応の治具のほか、傾斜円テーブルを活かした生産性の向上など加工効率改善の提案が多くみられる。また、治工具とロボットを組み合わせた自動化システムなども展示される。
もちろん、工作機械や工具、治具だけでなく、測定機器やソフト、機械要素部品、砥石などの製品も充実。各社とも次の中核となる先端技術や加工技術を積極的に提案しており、近未来のものづくりのトレンドを体感できる絶好の場となりそうだ。
日本産機新聞 平成26年(2014年)10月15日号
[ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事
研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。 今年度は、33件の研 […]
オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]







