2026年1月1日(木)

技術さらに進化<第25回金型加工技術展 INTERMOLD2014>

350社・団体が出展

5軸や難削工具の新型

金型加工技術の見本市「インターモールド2014/金型展2014」が4月16日からの4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれる。厳しいと言われ続けた金型業界だが、鍛造型でリーマンショック前の水準を超えるなど潮目も変わりつつある。金型メーカー自身もその変化を捉え、各社各様に変わろうとしている。そんな金型メーカーが求める最新の機械や工具が一堂に集まるのが「インターモールド」であり、金型メーカーが自らの技術を披露するのが「金型展」だ。

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高速放電、機上測定も

金型業界は長年冬の季節を過ごしてきた。1998年のピーク時の生産額は1兆8900億円。2011年は1兆870億円1兆1628億円まで減少。しかし、淘汰が進み需給ギャップが改善傾向にあることや、日本と海外の金型の棲み分けが進むなど潮目は変わりつつある。
日本金型工業会の牧野俊清会長は「環境は予断を許さないが、専業メーカーの型種別でみると鍛造やダイカスト用はリーマン前の水準に戻している」と分析。ある自動車メーカーでは「大型プレス型が世界中で足りない」といった状況も出ている。あるプラスチック金型メーカー経営者は「日本で作る型と、海外で作る型の選別が明確になった」とみる。
 そんな業界にあって、自らの得意分野に特化したり、海外に出たり、他分野に進出したり、金型メーカー自身も変化しようとしている。そこでなにより重要となるのが工作機械や工具、ソフトなどの生産財だ。「インターモールド」では金型メーカーのニーズに合致した製品が一堂に集まる。
近年増えている最新の5軸加工機は当然、超高精度仕様の放電加工機、多機能な研削盤など最新加工機が展示される。工具も市場ニーズを反映。ステンレス系や高硬度材の増えていることから、高硬度材をストレスなく削れる切削工具や超硬材を直接切削加工する製品も紹介される。
一方の「金型展」は金型メーカーが自ら金型技術を紹介し、金型ユーザーにアピールする場だ。プラスチック、プレス、鋳造、鍛造などのほぼ全ての型種が展示。ユーザー別では、自動車、半導体、電子機器、医療、食品向けに特化した様々な最新金型などが披露される。
「金属プレス加工技術展」が同時開催されるほか、世界最大のEMS企業であるフォックスコンの取り組みや、自動車メーカー技術者による最新動向事例紹介などのセミナーも充実している。

日本産機新聞 平成26年(2014年)4月15日号

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