出荷待ちの荷物も効率的に管理 ねじ卸大手のサンコーインダストリー(大阪市西区、06・6539・3535)の新物流倉庫が、東大阪市荒本北に完成し、10月1日に竣工式が執り行われ、14日より稼働を開始した。 新倉庫は敷地面積 […]
大阪工機がメタルリムーバル社製品の受注開始

大阪工機(大阪市中央区、06・6765・8201)は11月2日、米国メタルリムーバル社のロータリーバーの受注を始めた。MR社製品は電動工具などに装着して使うユーザーに人気が高く、この市場を開拓する。主に卸売りの販路でキャンペーンなどを実施し、初年度5~6億円の売上を目指す。
MR社は米国切削工具大手ケナメタルのグループ会社ウィディアの関連会社で、MR社製品は国内ではこれまで、輸入工具商社のムラキが総代理店として販売していた。しかしムラキが10月末にMR社との代理店契約を解消。大阪工機は今後、国内総発売元として在庫(約1000種類)を揃え、MR社製品を取扱う。
MR社のロータリーバー「マスターバー」は、軽くて切削性能も高く、電動工具などで金属部品のバリ取りをするユーザーから人気が高いという。大阪工機は、ロボットによるバリ取り向けの市場に強みを持つ米国SGS社のロータリーバーを取扱っているが、ハンドツール向けの製品も拡充し需要を開拓する。
アクシス社の小径工具も
大阪工機はまた、プリント基板用ドリルや精密部品や金型用ドリルを手掛けるインドのアクシス社の製品も今年12月をめどに販売を始める。取扱うのは精密部品や金型用の極小径ドリルで、2~3年後に年間10億円の販売を目指すという。
日本産機新聞 平成27年(2015年)11月15日号
[ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事
人の作業を幅広く再現可能に/26年以降、本格導入目指す 山善は、ヒューマノイド(人間に似せた形状の)ロボット向けに最適化された「ヒューマノイド・フィジカルデータ生成センター」の構築プロジェクトに参画する。今年4月から業務 […]
外国人留学生やエンジニアなど 機械工具商社の三共精機(京都市南区、075・681・5711)は、製造業の経営サポートを行うため、人材採用支援サービスを開始した。昨今、製造業は慢性的な人手不足を抱えており、現場の即戦力や海 […]






