2025年11月21日(金)

国内シェアNo.1目指す<山善>

売上目標4千億円突破

山善 事業戦略

山善(吉居亨社長)は、5月8日、大阪帝国ホテル(大阪市北区)で、主要取引先で構成する山善親交会を開き、平成26年3月期の決算を発表した。
吉居社長は、「月を追うごとに景況が上向き、過去最高の売上高3952億円を達成できた」と報告。また、有利子負債を22億円まで圧縮するなど実質無借金経営を継続。中期計画A・A・15の2年目にあたり「①国内外工作機械年間受注額は945億円となり、受注シェアNO1を目指して一層の再編強化を進める。②柔軟な電子取引基盤の構築に向けて、200万点への商品アイテム拡充を図る。過去最高の売上高78億円を達成したプロキュバイネットも100億円を目指す。③1081億円まで拡大した環境ビジネスを、引き続き主要テーマとする。④住建事業部としてタイに現法、中国に事務所を開設し、進出企業の初期段階を支援する」など、トピックスを報告した。
中田繞副社長も「現場の声を聴いて、施策や行動に反映させ、業績として結果を出す」とし、初の売上高4100億円達成に向けて決意を表した。
2015年3月期の売上高は4100億円(前期比3・7%増)、経常利益113億円(同14・9%増)を見込む。

日本産機新聞 平成26年(2014年)6月15日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

機械工具上場商社 2025年4-9月決算

自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]

「できる仕事」は部下に【現場考】

指導経験積む時間つくる/業務過多を解消するには 目標を目指す営業が面白くて、熱中するうちに成績上位の常連になった。実績が認められ、20~30歳代で課やチームのリーダーに抜擢される。いわゆるプレイングマネージャー。業務をこ […]

【特集:ニーズ高まる品質管理・検査】

昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]

トピックス

関連サイト