工作機械の市場開拓も 昨年を振り返って。 工作機械やロボットなどFA関連の設備投資は低迷したが、昨年後半は半導体産業でAIやHPC向けの先端半導体向け設備が上向き、日本にも好影響で、今年上半期の売上は前年同期比20%増と […]
前年同月比18・8%減1254億円
工作機械1月受注

中国減速や株価変動が影響
当面は軟調な見通し
日本工作機械工業会(飯村幸生会長)が発表した2019年1月の受注総額は、前年同月比18・8%減の1254億円だった。中国経済の減速、年初の株価や為替の変動などが影響し、20か月ぶりに1300億円を割った。1月単月としては過去2番目と水準は低くないが、当面は軟調な動きが続く見通し。
内需は、前年同月比15・9%増の467億円。世界景気の先行き不透明感や、2月18日から公募開始した「ものづくり補助金」待ちなどがあり、2か月連続で前年同月を下回った。一方、外需は同20・4%減の786億円となった。全体的に減少傾向にあるが、インドで自動車向けのスポット受注があるなど、前月からほぼ横ばいで推移した。
2月以降も軟調に推移する見通し。「中国の減速や米中貿易摩擦の影響懸念、英国のEU離脱問題などのリスクが意識されている」(天野正義専務理事)。ただ、中長期的な見通しについては、「人手不足による自動化ニーズや付加価値向上に向けた更新需要は各国共通している」と大きな潜在需要を見込む。
web2019年02月25日
販売店と共同で展示会も 今年注力することは。 販売店や代理店と協力しながら、ユーザーとの接点を増やしていく。狙いはもっとユーザーのニーズを探るためだ。当社のお客様は最終ユーザーであり、販売店や代理店はパートナーだと考えて […]
5カ年中期ビジョンを策定 現状について。 ウクライナ紛争やトランプ関税などの影響で、工作機械やロボットなど設備投資計画は後ろ倒しになっているが、解消されれば、動き出す企業も増えると見ている。 今年の取り組みは。 主力であ […]