2025年12月30日(火)

京二、売上8.4%増の52億4000万円

軸受、ロボットが好調

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲方針を発表する井口社長

9月通期決算

 京二(東京都千代田区、井口宗久社長、03・3264・5151)は2014年9月通期の決算は、売上高8・4%増収の52億4000万円となった。営業利益も1億400万円と41・4%の増益を記録した。12月5日に新宿区のハイアットリージェンシー東京で取引先を招いた「京二会」で井口社長が発表した。 
 増収となったのは、「メーンユーザーの一つである印刷業界や産機分野が伸びたほか、製品面では軸受けやロボットなどが好調に推移した」と述べた。また、注力する中国工具の売上も約3億円弱まで拡大したことを報告した。
 今期は、「主要顧客の動向が厳しく推移する」とし、売上高52億8900万円と約1%の増収にとどまるとし、そんななかで、井口社長は「新規エリアや顧客、部署の開拓や、中国に進出する日系ユーザーのフォロー、システムやメンテナンスなども強化していく」と方針を述べた。
 また、京二会の講演会では、不二越の堀功常務が切削工具について講演。基礎から最先端技術までを分かりやすく解説した。

日本産機新聞 平成26年(2014年)12月15日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

山善・山本猛夫記念奨学基金 今年は4名を認定

山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

トピックス

関連サイト