自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]
三菱マテリアル 世界シェア10%超へ

三菱マテリアル加工事業カンパニー(鶴巻二三男プレジデント)は5月、福岡・大阪・名古屋・東京の4カ所で「三菱拡販戦略会議(MSM)」を順次開催した。全国約220社の会員が参加した。
加工事業カンパニーの事業戦略(ビジョン2020)は「顧客目線に根ざした真の製品供給力、ソリューション提供力を堅持し、顧客よりパートナーとして十分な信頼を得る」ことで、鶴巻プレジデントは「事業戦略展開のエンジン(=人財)に“燃料”を充填するために“ワクワクプロジェクト”を昨年立ち上げた」とし、「『社員とお客様のワクワクをかなえ続けて』、『いつでもどこでもオンリーユーのソリューションとサービスを提供し、お客様と感動を共有できる』唯一の『総合工具工房』」を目指すことを宣言した。
ワクワクプロジェクトの活動は、ユーザーへのキャラバンやおもてなし工場見学、ワクワク情報誌、グローバルの連携によるソリューション提供力の向上など。
同カンパニーの2015年3月期売上高は前年度比14%増と順調に推移。インサートの供給力は2年前に比べて50%増強し、在庫整備も完了した。4月に就任した山本元治営業本部長は「三菱の総合力でお客様の声にスピーディにお応えします」と営業本部テーマを披露し、「日本市場における超硬シェNo1奪回」に向けて「年率10%の売上高伸長を目指す」と強調した。
潮田良一流通営業部長も「お客様に一番に選んでいただけるメーカー」を目指して、キャラバン活動、技術サポートの強化など迅速かつ的確な提案に注力することを約束。今後のキャンペーンも紹介。
優秀特約店表彰や、新製品「WSX445」の紹介も行われた。
日本産機新聞 平成27年(2015年)6月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
指導経験積む時間つくる/業務過多を解消するには 目標を目指す営業が面白くて、熱中するうちに成績上位の常連になった。実績が認められ、20~30歳代で課やチームのリーダーに抜擢される。いわゆるプレイングマネージャー。業務をこ […]
昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]






