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フルプラ、有機溶剤用の噴霧器
独自構造で耐久性強化
フルプラ(東京都台東区、03・3834・0331)はこのほど、有機溶剤系をスプレーできる蓄圧式噴霧器を発売した。ポンプやパッキングに独自の構造を採用し、耐久性を強化。樹脂製でありながら有機溶剤系を使えるようにした。
もともと2001年にトリガータイプを発売し、同社のロングセラー商品となっている。しかし、広い面積に吹き付けるには手が疲れるなど、より作業者の負担が少ない製品を求める声が多かった。そこで、ポンプ内に空気を加圧すればワンタッチで噴霧できる蓄圧式の開発に至った。
パッキングにはOリングが溶剤を吸収して膨張し破損するのを防ぐため、樹脂製と金属製のリングで2重にカバーした構造を採用。また、ポンプのシリンダーや逆止弁を2重構造にし、ポンプ内に溶剤が入り込み劣化しやすくなるのを防ぐ。
種類は500mlと1000mlの2つを揃える。使い方を動画サイト「ユーチューブ」に公開する予定。同社は「今後、ユーザーのニーズに合わせてラインナップを拡充していきたい」としている。
日本産機新聞 平成27年(2015年)9月15日号
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