2026年9月10日(木)

サンドビックが営業組織を刷新

工具商への支援に力

DSC02324_R

 サンドビック(名古屋市上社、052・7781001)はこのほど、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で同社の代理店などが集まる西日本コロマント総会を開き、新年度にあたり営業本部の組織変更や今後の取り組みについて発表し、高屋政一カンパニープレジデントを営業本部長に、高野正一名古屋支店長が営業副本部長を兼任する体制を作り、国内を西部・中部・東部の3支店に分け、機械搭載(旧マシンツーリング部)やソリッドラウンドツール、航空機、自動車と4つの専門組織を配置した組織に刷新した。

 高屋政カンパニープレジデントが登壇し、同社グループ(全世界)の状況などを報告。それによると2014年度切削工具部門の売上高は4758億円で、日本では2009年度売上高を100とすると、2014年度は157になり、直近5年で一番良い業績を上げた。ただリーマン前の水準に戻ってはいないのが現状だ。それを踏まえ高屋カンパニープレジデントは今年の見通しについて「悪い状況ではないが、お客様貢献指数が13年度より下がっていること、新規開拓件数も同じく低い」と指摘し、代理店、販売店へ一層の協力関係を構築する認識を示した。

 同社は昨年、アジアパシフィックというアジアを統括する組織ができ、その中で日本の役割が重要との認識を示す。日系メーカーがアジアへ進出することが多く、アフタフォローも含めた役割が求められるからだ。演説に来日したアジアパシフィックのティムクノース副社長は日本の市場の重要性を説き、同社が成長していくには「流通は成長の要。2015年は共に最高額の売上を達成しよう」と流通に対する思いを語った。

日本産機新聞 平成27年(2015年)4月15日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

機械工具上場商社2026年4-6月決算 全社が増収、半導体装置向け設備・工具の需要拡大

5社が業績予想を上方修正 機械工具上場商社の2026年4‐6月期決算は、全社が増収だった(トラスコ中山、ユニソルホールディングス、MonotaROは1‐6月期、NaITOは2‐4月期)。半導体製造装置向けの設備や工具需要 […]

AIロボットをもっと身近に 大阪で垣根を超えて技術を磨く勉強会

誰でもAIとロボットに触れ、語り合える場をつくろう——。8月20日、グランフロント大阪北館(大阪市北区)の関西電力エナレッジで「AIロボット持ち込み勉強会」が開かれた。会場にはロボットエンジニアから、ロボットを自作する個 […]

根幹探り重い問題から手をつける【現場考】

納期遅延が頻発、乱雑な現場、人手も足りないー。そんな工場を数年で立て直した40代の工場責任者に話を聞く機会があった。「当初は何から手を付けてよいか分からない状況だった」という。 まず取り組んだのが現状把握。課題を掴むため […]

記事ジャンル

関連サイト