2025年12月30日(火)

イワシタが創業65周年

式典に150人 岩下社長「感謝の気持ちいっぱい」

イワシタ岩下社長。002_R2
フライス盤の技術を基礎に特殊工作機械や門型マシニングセンタ、専用機、長尺NC加工機、アルミ切断機など各種オーダーメイド加工機を製造・販売するイワシタ(福井市、岩下春幸社長)が、3月19日、福井駅前のユアーズホテルフクイ芙蓉の間で、創業65周年、会社設立50周年の記念式典を開催した。当日は、地元企業はじめ関東・関西・中部から150人の企業人が集い、祝した。
 イワシタ65周年の軌跡が映像で紹介された後、2代目社長であり中興の祖となる岩下春幸氏が苦難の歴史を振り返った。
印象に残った言葉は、父が築いた工場を取り壊し、同規模の工場にするまで「18年の歳月が掛かった」。そして、「苦しみに耐え、私を支えてくれた役員、社員に感謝の気持ちでいっぱい」だ。さらに「企業存続30年の時代に創業65周年、会社設立50周年を迎えられたのは、本日お集まりの皆様のお蔭」と、感謝を述べ締めくくった。
続いて来賓の山善吉居亨社長、ユアサ商事佐藤悦郎社長がイワシタと共に歩んできた歴史、将来に向け共闘する祝辞を述べ、福井銀行伊東忠明代表執行役員頭取の乾杯で祝宴が賑やかに繰り広げられた。
閉会前には、常務取締役で岩下社長の長男、岩下大介氏が「創業70年、80年は私が、100年は判らないが」と、前置きし、「責任を持って歴史を紡いで行きたい」と、抱負を述べた。

日本産機新聞 平成26年(2014年)4月15日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

山善・山本猛夫記念奨学基金 今年は4名を認定

山善は、経済的な理由等により、修学困難な学生をサポートすることを目的として、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を1992年に設立し、委託者として支援。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、11月17日に認定書 […]

大澤科学技術振興財団 25年度は助成9491万円

研究開発33課題、国際交流7件 大澤科学技術振興財団(理事長・大澤伸朗オーエスジー社長)は、2025年度の研究助成テーマを決定。11月7日にホテルアソシア豊橋(愛知県豊橋市)で贈呈式を執り行った。  今年度は、33件の研 […]

工作機械・切削工具メーカーが各地でプラショーやカンファレンスを開催

オークマ「オークマ・マシンフェア2025」 オークマは11月12日から14日までの3日間、愛知本社で「オークマ・マシンフェア2025」を開催した。 人手不足や熟練作業者不足などの課題を解決する同社の最新技術を披露した。5 […]

トピックス

関連サイト