供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
この人に聞く2015
フクダ精工 岩崎 秀明社長
目標は、知恵を絞り、工夫を重ね、努力を積むことでいつか達成できる。そしてその経験が自信へとつながる。今年の当社の行動指針は「本気」。社員全員が目標へと向かって、なんとしても成し遂げようと取り組んで欲しいという思いを込めました。
もちろん本気で仕事をしない社員はいません。ですが、これをきっかけに、本気で仕事と向き合っているのかを見つめ直して欲しい。最後まで諦めずに知恵を出し、試行錯誤したかどうか。社員それぞれの長所を生かし、力を合わせて、出来る方法を考えたか。
当社は切削工具のメーカー。製造なら、いかに生産効率を高めてサイクルタイムを短縮しコストダウンする方法を考える。営業ならば、より多くの受注を頂けるように提案力を高め、日々の活動も見直す。常に前を向いて果敢に挑戦して欲しい。
ただ、行動指針を「本気」としたのは、本気で目標達成を目指すことが、考えたり、協力したりする発露になって欲しいとも願っているから。本気で取り組めば、知識を高め、技術を磨き、アンテナを張り情報を集めなければいけません。そして社員や取引先など外部の方々とも意見を交わし連携していかなければならない。
そうして本気で仕事に向き合えば、そのプロセスで新たな知識や経験を得て、次の課題解決の糸口も見つかるはず。会社の競争力の源は人。人の成長なくして事業の発展はあり得ません。本気を今年のテーマとして取り組むことで社員、そして私自身も進歩し未来を切り拓きたい。
日本産機新聞 平成27年(2015年)2月15日号
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]
アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]







