2026年8月6日(木)

この人に聞く2015
サンドビック カンパニープレジデント 高屋 政一氏

販売店との関係深める

DSC01883_R

東日本の開拓を強化

研修センター開設も検討

―昨年を振り返るとどうですか。
 切削工具業界は非常に好調に推移し、大きく伸ばすことができた。当社も業界水準に近い伸びを達成しており、今年も昨年と同じように伸ばすことができると思う。
 重要産業を自動車、航空機とみて、もうひとつ加えるとしたら工作機械。昨年約1兆5千億円という受注額から製造が忙しくなるので、切削工具業界には良い話。今導入されている工具の消費量は増えてくるだろう。当社としては好調産業以外のシェアアップも大切。建機などいずれ動き出す業界に対して工具提案するには今がチャンスだと思っている。

―シェアアップなどを目指すためには。
 当社は流通に重点をおいたことで伸びてきた。今重要だと思っているのはサンドビック製品をたくさん売って頂いているプラチナ販売店を増やすこと。プラチナ販売店の多くは社長が熱を入れて売って頂いている印象で、これまで以上に販売店との距離を縮めていくことに専念する。

―新製品やサービスについて。
 3月1日にソリッドエンドミルの「コロミルプルーラHD」を発売した。鋼やステンレス荒加工用で、高い剛性で安定した加工ができ、重切削に最適だ。また、サービス面でも充実させている。昨年発表したツールライブラリー「Adveon(アドヴェオン)」、工具在庫を管理するツールロジスティクスなど様々なサービスを持っており、より付加価値の高い製品・サービスを今後も提供する。

―国内地域別の売上をみるとどうですか。
 西日本、東日本で分けると西日本の方が大きい。関西に本社を置いていたことも要因かもしれないが、東日本(東京周辺)の大きな市場をどう切り込んでいけるかが重要になる。今は構想段階にとどまっているが、日本にもう一つプロダクティビティセンターがあっても良いのではと思う。こうしたユーザー開拓には必要な部分を強化していきたい。

日本産機新聞 平成27年(2015年)3月15日号

[ インタビュー ][ メーカー ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

BIG DAISHOWAがドイツに欧州ハブ拠点を設立

BIG DAISHOWAがドイツに欧州ハブ拠点を設立

BIG DAISHOWA(大阪府東大阪市、072・982・2312)は、欧州地域の物流、販売の旗艦拠点となる新会社「BIG DAISHOWA Europe」をドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州に設立し、7月から業務を開 […]

山善・大阪どてらい市、受注169億円で目標額を大幅突破

山善・大阪どてらい市、受注169億円で目標額を大幅突破

山善の関西地区主要販売店が主催する「2026大阪どてらい市」が、7月9日から7月11日の3日間、『現場の「困った」を「なるほど」に!』をテーマに、インテックス大阪6号館(大阪市住之江区)で開催された。 開幕に先立ち開会式 […]

「わかりません」は悪くない【現場考】

相互の理解を深める好機 入社以来40年にわたり、工場の自動化に携わってきた生産技術者にエンジニアリング会社を選ぶ際の極意を聞いた。「自社でどうしていいか分からない難しい技術を相談した際に『(前向きに検討していてもできるか […]

トピックス

関連サイト