2017年12月11日(月)

MECT2017 IoTやAIの最新技術
今回の見どころは

MECT2015の様子
15年の展示会の様子。今回で通算16回目となる

ポートメッセなごや 10月18〜21日開催

前回上回る457社が出展

 今年最大の工作機械見本市であるメカトロテックジャパン(MECT)2017(主催ニュースダイジェスト社)の開催が迫ってきた。10月18日から21日にかけ名古屋市港区にあるポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開かれるMECTは通算16回目。今回は「最先端、集結」をテーマに、前回(2015年)の出展者444社・団体(1915小間)を上回る457社・団体、(1933小間)が出展し、AIやIoTなど最新技術や新たなコンセプトを用いた工作機械や工作機器、切削工具、測定機、ソフトウェアなどを展示。時代に先駆けたテーマや話題の産業に焦点を当てる主催者企画も「宇宙ビジネス」に焦点を当て、人工衛星やロケット部品を実演加工するなど、次世代につながる技術が披露される。

 展示会テーマは「次世代技術は中部から 出会いが『ひらめき』になる四日間 最先端、集結」。工作機械、工作機器、切削工具、測定機、ソフトウェア、ロボットなど、各分野における最新技術を用いた製品や技術開発の動向などが披露される一大イベントだ。製造業で注目されているIoTやAIは「つながる」をテーマに、様々な設備がセンシング技術を用いて、これまでの常識ではありえなかった情報を可視化し、工場全体の見える化や遠隔での稼働状況の可視化、設備の保全や自動補正などを提案しており、各メーカーが取り組んでいる課題でもある。ユーザーの関心も高く、昨年のJIMTOFから一歩進んだ技術が公開されるはずだ。加えて、ロボットを使った自動化提案も多く、工作機械で削ったワークの脱着ほか、チャックを自動で交換するAJCシステムやロボットを用いた冶具の自動化など、自動化の流れが工作機器関連にも広がっている。切削加工は自動車や航空機など、分野や目的・用途に応じて生産性を高める新製品が登場する。

 コンセプトゾーンでは、宇宙ビジネスを切削加工技術の視点から紹介する。民間のベンチャー企業の参入も活発化し、「NEW FRONTIER(ニューフロンティア)宇宙 求められる加工技術」のテーマで、工作機械による人工衛生やロケット部品の実演加工を予定しており、低コストでロケットを打ち上げるために必要な加工技術を見ることができる。出展するのは人工衛星「IDEA(イデア)OSG1」を開発したアストロスケールとロケットエンジン部品を製造する由紀精密。また、宇宙ビジネスに関する多数のワークや模型、特別セミナーも設けられるなど、宇宙ビジネスの現在が明らかになる。

メカトロテックジャパン2017(MECT2017)
会期:2017年10月18日㈬~21日㈯
時間:10:00~17:00(20日は19:00まで、最終日は16:00まで)
会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
主催:ニュースダイジェスト社
共催:愛知県機械工具商業協同組合
出展者数:457社・団体
併催企画:工作機械トップセミナー
入場料金:1人1,000円、団体10人以上1人500円
事前登録者、海外来場者、学生は無料
公式サイトwww.mect-japan.com/

日本産機新聞 平成29年(2017年)9月5日号

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