2017年10月21日(土)

産業とくらしの関西グランドフェア2017
自動化・省人化を提案

インテックス大阪 9月15・16日開催

出展企業400社、前年比16社増に

前回の展示会の様子
前回の展示会の様子

 ユアサ商事は9月15・16日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)6号館A・Bで「産業とくらしのグランドフェア2017」(以下GF)を開く。出展メーカーは昨年を16社上回る400社(8月28日現在)を予定している。ものづくり分野における高効率・高生産性・高機能を追求した最新鋭の工作機械や周辺機器、切削工具関連、省人化機器などを展示するほか、年々注目度が増しているテーマゾーンは、ロボットやIoTなど最新トレンドをはじめ、住環境の高性能化を捉えた環境エネルギー分野やBCPに関連する発電や蓄電などレジリエンス商品を揃え、来場者に最先端技術を体感してもらう様々な工夫が凝らされており、同社は新たなビジネス創出を目指し、目標受注額248億円(工業系114億円、建設系134億円)、来場者数1万3500人を見込んでいる。

GF1

 今回で40回目を迎えるGFは「Growing Togetherともに挑む。ミライの産業とくらし」を展示会テーマとした。関西支社の岡部文雄支社長は今回のGFについて「業界トップレベルの収益構造を持つ複合専門商社グループへの成長を目指す。今回は新たにスタートした新中期経営計画を具現化する」と話し、コア事業の機能強化と成長事業の再強化を図るため、展示内容や企画に力を注ぐ。特に部門横断型のテーマゾーンは、「ロボ&IoT」「環境エネルギーソリューション」「レジリエンス&セキュリティ」の3つを軸に据え、「ロボ&IoT」は双腕ロボットでの食品搬送や協働ロボットでのワーク搬送、追従型運搬ロボットを用いた人追従デモなど最新のロボットシステムを披露し、少子高齢化対策や働き方改革、生産性向上を図りたいユーザーに、自動化による製造現場の人手不足解消や作業者の負担軽減などを提案する。時代の先端を行くロボットやIoTに併せて、今年大きく話題となっているAIについても、特別講演として公立はこだて未来大学の松原仁教授を招き、「人工知能が拓く産業とくらし」をテーマに、人口知能で産業やくらしがどう変化するか、人工知能が提供する新たな価値とは何かを、分かりやすく解説する。

GF2

 また、体験コーナーも昨年より充実した内容だ。「近未来の産業とくらし」をテーマに、昨年人気を博した現場の様々な作業負荷を軽減する「パワーアシストスーツ体験」をはじめ、空中でパソコン画面が浮き上がる「空中ディスプレイキッチン体験」や地震が起きても慌てず対応できるように揺れを体感する免震車を用意するなど新企画満載だ。

 岡部支社長は「当社は取引様とともに成長分野や事業を開拓し、ともに成長したいと考えている」と話し、GFは新たなビジネスチャンスを見つける場として有効と説く。展示会には工業系のみならず、住環境や建設系商品など幅広い商材が展示されるため、通常販売店が取扱いのない新商品も多く、直近のニーズを捉えた宅配BOXの展示も含め、新たなビジネス創出の場と期待している。

ユアサ商事執行役員関西支社長 岡部文雄氏に聞く

見どころ 最新ロボテクを披露

岡部支社長 山川副支社長
左から岡部支社長、山川雄司副支社長

―展示会の注目点は。
 今回で40回目を迎えるグランドフェアは、やまずみ会・メーカー・当社の三位一体で取り組むセールスプロモーション。これまで『見せる』ことに力を注いでいたが、今回は『商談に結び付ける』展示会にしたい。そのために部門間の枠組みを超えた展示会を目指す。特に、部門横断型テマゾーンでは「ロボ&IoT」「環境エネルギーソリューション」「レジリエンス&セキュリティ」の3つのゾーンで最先端技術を披露する。「ロボ&IoT」は双腕ロボットでの食品搬送やワーク搬送・協働ロボットや追従型運搬ロボットによる人追従デモなど最新のロボットシステムを実演展示するので是非体感してもらいたい。

 さらに、今年は「AI元年」とも呼ばれ、人工知能が注目されている。特別セミナーには、公立はこだて未来大学の松原仁副理事長を招いて、人工知能による新たな価値やイノベーションについて解説して頂く。

―注目されているロボット関連では、どのような提案を行いますか。
 どこから手をつけようか悩むユーザーは少なくない。そこを具体的にサポートすることで我々の存在価値が出てくる。従来の展示スペースを拡大して双腕ロボットなど多数展示し、ロボット単体だけでなく、異形物を掴むハンドやティーチング方法など多様なアプリケーションも注目だ。

―エネルギーやレジリエンスはどんなことを。
 住環境の高性能化に伴い、ZEHやBELSの提案のみならず、設備機器のIoT技術も当社の強みだ。レジリエンス関係ではBCPをテーマに発電・蓄電や耐震装置など防災・減災に必要な商品を多数展示する。

―今回の体験コーナーは。
 「近未来の産業とくらしを体験」をテーマに、昨年好評だった現場の作業負荷を軽減する「パワーアシストスーツ」をはじめ、空中に端末の画面を浮き上がらせる「空中ディスプレイキッチン体験」、地震の揺れと、免震効果の両方を体感する「免震車」など新しい企画を用意した。

 また、宅配業界の人不足に備える宅配BOXも多数展示する。時代のニーズに応えながら、新たなビジネスチャンスの創出になればと思う。

―販売店への支援などは。
  当社のありたい姿として『取引先様とともに成長分野・事業を開拓し、ともに成長する』と考えている。それには販売店様の商域拡大が必要で、工業系・建設系ともに領域の拡大を図って頂けるようお手伝いしたい。グランドフェアも最大限に活用してもらい、販売店様にとっての新商品がないか、参考になればと願っている。『隣をのぞいたら新商品を見つけることができた』となることが理想で、当社の取扱商品の幅広さを有効に活用して頂きたい。

主催者 本紙関連(50音順)
 アオイ工販、東商店、荒牧機工商事、エバオン、笠原、勝森、カルタス、カントー、共和工機、サンセイテクノス、三和精密、センナン、大新産業、大日機工、タミヤ、西川産業、浜田、藤川機械工具、フジタ鋼機、藤原工機、マシン三洋、三鷹産業、ヤマイチ、山本機工、ユアサテクノ、ユアサプロマテック、ユアテクニカ、横山機工

特別講演
人工知能が拓く「産業とくらし」
9月15日㈮ 11:00~12:00
インテックス大阪6号館2階F会議室
【受講料】無料
【講 師】公立はこだて未来大学 副理事長 松原 仁氏
【内 容】
 2017年はAI元年とも言われ、多くの研究者が研究開発を行い、世界の有名企業がすでに実用化しており、私たちの取り巻く「産業とくらし」も大きく変化しようとしている。講演では「産業とくらし」の未来で、人工知能が提供する価値やイノベーションをテーマに、人工知能の現在と未来を解説する。

出展者 本紙関連(50音順)
出展社
日本産機新聞 平成29年(2017年)9月5日号

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