貫く姿勢 上にも下にも 中間管理職について考える「現場考」。そもそも中間管理職が期待されていることは何なのだろうか。メーカーや商社の経営者に尋ねた。多くの経営者が答えたのは、「担当する組織に会社の方針を浸透させ、それに基 […]
大阪工機 PBの防振エンドミル
ボリュームゾーン開拓
大阪工機(大阪市中央区、06・6765・8201)は10月1日、プライベートブランド(PB)の防振エンドミルの受注を始める。PBを手掛けるのは初めて。高性能・低価格のミドルレンジ商品という位置づけで、自動車部品や金型などのボリュームゾーン市場を開拓する。さらなる事業拡大の新たな柱のひとつにしたい考えだ。
加工中の振動を抑える効果のある不等分割不等リードの超硬エンドミルで、粗仕上げ用や深彫り加工用、ステンレス加工用などの9種類。価格は他社メーカーの市場販売価格よりも大幅に抑えた。ブランド名は「New Century」とし、発売する。
防振エンドミルはこれまでもSGS社(米国)などの商品を取り扱ってきたが、ハイエンド商品が中心だった。その一方で大阪工機の取扱商品は旋削工具の比重が高かった。ミドルレンジの防振エンドミルを拡充することで、最近需要が拡大しているエンドミル市場を開拓したい考え。
今回発売する9種類で半年後にも月2000万円、アイテムを増やし3年後に月5000万円の販売を目指す。いずれエンドミルの更なる拡充と、エンドミル以外の工具も増やしていき、売上のさらなる拡大を狙うという。
日本産機新聞 平成29年(2017年)9月25日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
ギアモーターや減速機のシグマー技研(三重県員弁郡東員町、0594・76・1231)は、トラックなどで運ぶ荷物へのフィルム巻き作業を半自動化、省人化できるストレッチフィルム包装機シリーズに低床タイプの「ぺらんぺRUN」を販 […]
ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]