物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
三叉路…
〇…コロナウイルスの低迷から順調に回復してきた世界経済は急速なインフレとなり、アメリカは9月、0.75%の大幅な利上げを行い、過去15年で最高水準の3~3.25%となった。ヨーロッパも大幅な利上げでインフレ抑制に動いている。
〇…一方、日本は利上げを行わず、各国の利上げの影響で急速な円安進行が続く。現在は1ドル144円後半で推移し、政府・日本銀行は24年ぶりの円買い・ドル売り介入を実施するなど、今後の経済の見通しに不安感が募り始めている。
〇…だが、先日発表された製造業の景気先行指標と言われる工作機械受注(8月)は電気自動車の設備投資が好調だったこともあり、前年同月比10.7%増の1393億円と好調を維持している。さらに、22か月連続で前年を上回り、今年1~8月までの累計受注額は1兆1930億円と過去2番目に高い。
〇…日本工作機械工業会も22年暦年の受注見通しを1兆7500億円と上方修正し、国内外の製造業の繁忙感は強い。今年は4年ぶりとなるJIMTOF(工作機械見本市)が11月に開催される。設備投資の勢いもまだまだ継続しそうであり、新たな需要を発見する場と捉えたい。
日本産機新聞 2022年10月5日
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]
次世代技術がここに集結! MEX金沢2025(5月25〜17日、石川県産業展示館)には、工作機械や切削工具、工作機器、測定機器など過去最多の275社・4団体が出展する。自動化や工程集約、微細精密、省エネ、環境改善などの最 […]