2026年7月27日(月)

三叉路…

○…人手不足の解消、生産性の向上などを背景に製造現場の自動化が加速している。AIやIoT、ロボットなどの技術を活用し、従来は人手に頼っていた作業を自動化できる様々な技術が登場していることがその理由の一つだ。

○…これまでは熟練技術者の高度な技能や経験が必要とされてきた微細精密加工の領域でも自動化は進んでいる。メーカー各社、機上測定やセンシング技術などを駆使し、人手を介さずにμmレベルの加工を可能にする技術の開発や提案に注力している。

○…そうした中で、少し変わった動きをするのが微細加工機メーカーの碌々産業。活用する技術に大きな違いはないが、その狙いが自動化ではなく、機械を操る喜びの追求だという。機械や加工の状態を数値化し、その情報をもとに技能者が加工できる機械の開発に取り組む。

○…その理由について海藤満社長はこう話す。「イノベーションは常に人が起こすもの。人が考え、工夫できる領域は残しておかなければならない」。自動化はこれからのものづくりに欠かせない技術の一つ。ただ、人の介在が必要なのは今後も変わらないだろう。

日本産機新聞 2022年7月5日

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