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工作機械 2021年8月受注
日本工作機械工業会(日工会、稲葉善治会長・ファナック会長)はこのほど、2021年8月の工作機械受注額(速報値)が前年同月比86.2%増の1265億8700万円になったと発表した。内需が補助金案件の影響によって前年同月比で倍増。総額では10カ月連続で増加となった。
内需は前年同月比約倍増の462億1900万円となった。6カ月連続で前年同月を上回り、2カ月連続で450億円を超えた。「8月は夏季休暇の影響もあり、通常は前月比減少することが多い中、半導体関連などの好調業種に加え、補助金採択案件での受注が内需を押し上げたと考えられる」(日工会)。
一方、外需は803億6800万円と、前月比10.3%減と2カ月ぶりに減少したが、前年同月比では78.9%増と10カ月連続で増加した。欧米を中心に夏季休暇の影響が出たとみられる。
1~8月までの受注総額累計は前年同期比75.9%増の9636億5700万円となった。20年の受注総額が9018億3500万円だったため、すでに昨年の実績を上回った。19年の受注総額は1兆2299億円だった。
日本産機新聞 2021年9月20日
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