2025年12月3日(水)

NaITO 前期比15%増の112億円

緩やかな回復傾向で推移

NaITO(東京都北区、03-3800-8651)の2021年3‐5月期決算は、売上高が前期比15.0%増の112億500万円となった。新型コロナウイルスの感染拡大による景気の落ち込みから緩やかな回復傾向で推移している。

取扱商品別では、切削工具の売上高は前期比13.7%増の54億4400万円、産業機器・工作機械の売上高は同15・3%増の47億2000万円、計測の売上高は同20.4%増の10億3900万円と全般的に好調だった。

自動車や半導体関連などといった製造業の回復や設備投資需要の持ち直しに牽引された他、販促企画や計測分野に関するウェブセミナーの実施などが奏功した。22年2月期の業績予想は前期比9.8%増の430億円で据え置いた。

日本産機新聞 2021年8月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

ユーテック 水性切削液「アクアブルー」を実用化へ

従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]

【Innovation!】バリレス工具

精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]

2025国際ロボット展 過去最多の出展者で産業ロボの新製品やAIの新技術が一堂 

15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]

トピックス

関連サイト