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上手い人は仕分する 合理化・効率化を並行 −仕事考–
約束を守る
やり切らなければならない大事な仕事、約束を後回しにする人がいる。結果は、締切りに間に合わず、会社に損失をもたらすと同時に、周囲の人の仕事まで影響し、全体を止めてしまう。
年初の売上げ目標を達成できない人は、最も致命的である。仕事には業務上のテーマや自己啓発目標など、全て目標と期限がある。目標は、期限通りに達成してこそ意義がある。
重要業務であることは分っているのだろうが、厄介で面倒な事になかなか取りかかれず、先延ばしにし、目の前の処理しなければならない業務に手を付ける。もちろん目の前の業務も重要であることに変わりはない。簡単に終了できるものでもなく、やりきれずに期限が来てしまう。期限までに結果を出せなければ、いくら途中まで進んでいたとしても、何もやっていないのと同じ。チームとして仕事をする上で、また、得意先との約束を守るという意味で、絶対にあってはならないことだ。仕事は結果で評価される。
なぜ、大事なことを後回しにするのだろう。手を付けてから成果が出るまでに時間を要するから、あるいは、手間がかかる作業だから、苦手な仕事だから…。結果を出すまでの苦しい時間を乗り切るには強い精神力と注意力が必要になる。
精神力は、意思の力だが、後回しにすることを避けるには、自制心を維持し続けなければならない。同時進行の仕事との兼ね合いにも注意がいる。仕事の合理化・効率化も常に必要だ。但し、自分の効率化のために、周囲の人の仕事を増やすのは単なる業務の移管でありエゴだ。10工程ある仕事を7工程にしたり、1工程の所用時間を短縮するなどが合理化・効率化だ。
もう一つ必要なことは、最終期限に至るまでの仕事をいくつかのパートに分け、それぞれに期限を設けておく。それぞれのパートを期限通りにクリアすることで、締切を厳守することができる。
また、期限を守れるようにスケジューリングをしたり、不都合なことが起きればプロセスや目指すべき目標を修正しなければならない。プロセス管理の重要性のひとつはそこにあると思う。
できる人に仕事が集中するのは信頼にある。期限を守るための工程を組んで実行し、かつ成果を出すからできる人と言われる。期限を守るというビジネスの基本を守る精神力を身に着けてほしい。
日本産機新聞 2020年12月20日
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