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全機工連 若手交流会 全国から約110人参加
『働き方』などを討論
全日本機械工具商連合会(全機工連)は11月18日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)で「全機工連若手交流会・イン・トーキョー」を開いた。全機工連に加盟する若手経営者が全国から約110人参加。働き方改革についての講演や討論会のほか、懇親会などが行われ、参加者たちは交流を深めた。
同会は、全機工連の主催では今回が初めて。今までは、東京、名古屋、大阪の組合の青年部が2年に1度、持ち回りで開催していた。今年から全国の若手経営者が参加しやすいようにと全機工連主導で組織され、従来同様2年に1度のペースで実施していく。
初開催となる今回は、東京が開催地となった。東京都機械工具商業組合青年部の原忠夫部会長(原機工商会社長)は当日の挨拶で、「今回は『働き方改革』をテーマに講演会や討論会を開く。参加者全員で考え、世の中の動向を感じ、熱く語り合えたら嬉しく思う」と話した。
全機工連の坂井俊司会長は「今の若い方には、能力のある方、熱意のある方が多いと感じる。この交流会を通じて、日々の営業活動や経営に良い影響が出ることを願っている」と挨拶した。
「働き方改革」をテーマにしたフォーラムでは、講演と討論会が開かれた。商工組合中央金庫の町田崇男氏が「中小企業の『働き方改革』について」をテーマに講演。町田氏は「今の仕事を効率化することも大事だが、ビジネスモデル全体を見て、どう生産性を上げるかを考えることも必要だ」と訴えた。
討論会では、落合の落合繁樹専務、朝日の幡野裕幸社長、Joyful喜一ホールディングスの田中健一CEOが登壇。自社の取り組みや考え方などを紹介し、議論を深めた。そのほか、経済産業省製造産業局産業機械課の潮崎雄治課長補佐が「我が国ものづくり産業の課題とコネクテッド・インダストリーズ」について講演した。
次回は2019年、愛知県での開催を予定している。原部会長は「次回はさらに多くの方に参加してもらえるように取り組んでいきたい」と話した。
日本産機新聞 平成29年(2017年)12月5日号
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