メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]
ロボカップ2017 名古屋世界大会
機械工具の業界からも多数参戦
ロボットによるサッカーなど競技を行うロボカップ2017名古屋世界大会が7月27~30日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)などで開かれ、併催展のロボット技術・産業フェアには機械工具のメーカーも多数出展し、工作機械を使った加工体験やロボットハンドを体感するコーナーなどを設け、来場した子供たちと楽しくものづくり体験の時間を過ごした。
工作機械で加工体験を実施したのはブラザー工業。名古屋市が主催する「親子ツアー」で45人の子供たちがブースに訪れ、実際に制御盤を操作して金属プレートに名前を彫った。子供たちは初めて機械を動かすことに興味津々で、男の子から女の子までオペレータの指示に従いながら制御盤に触れていた。産業機器営業部の田中英一部長は「ロボットの部品は機械で作られており、子供たちにものづくりに興味を持ってもらえれば」と子供たちの将来性を語った。
THKはヒト型双腕ロボットの展示や物を掴むロボットハンドの体験コーナーを設け、ロボットハンドを使ってフィギュアを掴んで遊ぶ子供もいた。三菱電機は自社のロボットを使って輪投げやけん玉、綿菓子作りなどを展示したほか、ロボットやセンサーを活用した製造ラインのモデルも展示するなど、技術の進化を披露した。
また、ロボットを動かすシステムを手掛けるエンジニア企業も多数出展。マクシスエンジニアリングは三菱電機ブースのけん玉を動かすシステムを手掛け、トライエンジニアリングは産業ロボットを使ったデモを披露。同社の岡丈晴部長は「ロボットに興味を持っていれば文系出身でも成長が早い」と、ロボットに興味を持つ人材の重要性を話した。
日本産機新聞 平成29年(2017年)8月25日号
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