日立産機システム(東京都千代田区)は既存機から新型コンプレッサへの置き換えで削減できた二酸化炭素(CO2)の排出量をクレジット化するサービスを2026年度に開始する。クレジットは市場で売却し、得た収益はユーザーに還元する […]
日本工作機械工業会 飯村氏(東芝機械会長)が会長に
「将来へ盤石な礎を」

日本工作機械工業会は5月31日、ニューオータニ(東京都千代田区)で開かれた記者会見で、花木義麿会長が任期満了で退任し、東芝機械の飯村幸生会長が新会長に就任したと発表した。
飯村新会長は「先人たちが築き上げてきた長い歴史を引き継ぎ、日本の工作機械のさらなる飛躍を期して、将来に向けて盤石な礎を築くことが私の役目」と決意を述べた。
同日開かれた総会では、工作機械の定義に3次元積層造形機を含めるという定款に変更するなど、「技術革新、市場の拡大、需要構造の変化などに柔軟かつ品やかに対応し、工作機械業界の一層の発展を図っていきたい」と話した。
花木前会長は「就任前は市場調査委員長を務め、サービス講習会の立ち上げるなど、新風を吹き込んだ。業界を力強くけん引してほしい」とエールを送った。
日本産機新聞 平成29年(2017年)6月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]
ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]






