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名古屋ものづくりワールド
世界から1020社が出展
機械要素 設計製造ソリューション
航空・宇宙機器 工場設備・備品
4月12〜14日 ポートメッセなごや
ベアリングや歯車、減速機、モータ、ロボットなどの機械要素部品やCAD/CAMなどソフトウェア関連、航空宇宙機器、工場備品など4つの展示会を併せた「名古屋ものづくりワールド」が4月12~14日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれる。主催はリードエグジビションジャパン。昨年に続き、第2回名古屋機械要素技術展(M-Tech名古屋)と第2回名古屋設計・製造ソリューション展(DMS名古屋)に加え、新たに「第1回名古屋航空・宇宙機器 開発展」と「第1回名古屋工場設備・備品展」も同時開催され、合計約1020社が出展し、来場者数は3万5000人を見込む。
自動化、IoTなど新技術
機械要素技術展はモーション技術・モータ、油空圧機器、機構部品、計測機器・センサ、ねじ、ばね、ロボット、表面処理、バリ取りなどを対象とする9つの専門フェア展。昨年は東京、大阪に続き、名古屋で初めて開催され、3日間で約2万9000人が来場した。中部地区は自動車や航空機、工作機械などの産業集積地で、「小型・軽量化」や「高強度」、「自動化・省人化」などユーザーの課題に対し、最新技術を提案するチャンス。次世代技術と注目度が上がっている「IoT」関連のセンサや計測技術など、「つながる」をテーマにした製品や技術も多数展示される。「設計・製造ソリューション展」はCAD/CAM/CAEをはじめ、生産管理システムなど7つの専門ゾーンを設け、次世代ロボットやウェアラブル・モバイルなど最新機器を披露する。
今回初開催となる「航空・宇宙機器 開発展」は日本の航空機体部品生産の7割を占める中部地区での開催で、最先端素材や加工技術、部品などを展示し、ユーザーに訴求していくほか、「工場設備・備品展」では空調や清掃機器、クリーンルーム設備、作業服、防災製品、セキュリティ関連などで、暑さ対策やBCP、工場セキュリティの新製品が発表される。
毎回多くの聴講者が詰め掛ける基調講演や特別講演も見逃せない。基調講演ではホンダの「もの造りの進化」をテーマとする現場の動向、特別講演は川崎重工業などが航空機業界の今後の展望を語る。
そのほか、「IoT・AI」、「バリ取り」、「人材育成」など様々なテーマを聴講できる。
ココに注目!
本紙があえて注目したいのが名古屋では初開催となる工場設備・備品展。その名の通り、工場で使われる製品やサービスが出そろう。
面白さは何と言ってもその幅広さだ。先端技術の分野では、RFIDやバーコードを活用した物流管理技術などのITソリューションが出展されるほか、ロボットのレンタルなどのサービスなども紹介される。
一方で、害獣対策用のシステムなどのニッチなニーズに対応した製品、省スペース化につながるラック、防犯カメラなど、あらゆるジャンルの製品が集まる。
いつも自らが販売する商品とは異なる、未知との出会いがあるかもしれない。
名古屋ものづくりワールド2017
第2回名古屋機械要素技術展
第2回名古屋設計・製造ソリューション展
第1回工場設備・備品展
第1回航空・宇宙機器 開発展
会 期:4月12日㈬~14日㈮
会 場:ポートメッセなごや
時 間:10:00~18:00
(14日のみ17:00まで)
主 催:リードエグジビションジャパン
出展製品:モーション技術・モータ、油空圧機器・配管部品、機構部品、試験/計測機器/センサ、ねじ・ばね、加工技術、CAD/CAM/CAE、PLM/PDM、3Dプリンタ
日本産機新聞 平成29年(2017年)4月5日号
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