2026年7月28日(火)

ヤマザキマザック
ワイヤアークで積層

ハイブリッドの造形機

variaxis-j-600-am
VARIAXIS j-600AM
 
加工したワーク
加工したワーク

 ヤマザキマザックは5軸立形マシニングセンタにワイヤアーク式金属積層技術を搭載したハイブリッド複合加工機「VARIAXIS j‐600 AM」を追加。JIMTOF2016で披露し、販売を開始する。

 市販のワイヤアーク溶接装置をAM(Additive Manufacturing)装置として採用したもので、市販の金属ワイヤを使って、溶接トーチをプログラマブルに制御することで溶接作業の自動化と切削加工工程の融合による工程集約を実現する。

 具体的には、ワイヤアーク溶接により積層し、段取り換え無しで切削加工による仕上げを行うことで、高精度な仕上げ面と加工精度を得られる。金属パウダによるAM加工に比べて、短時間に多くの積層造形を行える。特に、航空機部品の加工や、欠損・摩耗した金型部品の補修、プラントなどに使用されるバルブ面への耐摩耗性や耐腐食性の高い金属をコーティングするなど、様々な用途に適用できる。

 価格は4950万円(税別)。年間20台の販売を目指す。

 同社は、シングルレーザー式、マルチレーザー式、ワイヤアーク式の3種類の金属積層造形技術で様々な積層ニーズに応えるとともに、摩擦拡販接合技術を合わせて4種類のハイブリッド複合加工機を揃えた。今後もこのハイブリッド複合加工機分野を強化していく計画だ。

日本産機新聞 平成28年(2016年)11月15日号

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