2026年9月10日(木)

ソディック 大型の金属3Dプリンタ

造形時間を56%短縮

ソディック 大型金属3Dプリンタ ソディックはこのほど、大型サイズの金属3Dプリンタ「OPM350L」を発売する。従来機種より造形サイズを大きくし、加工速度もアップさせるなど、高まる大型化の要望に応えた。

 同製品は2014年に発売した「OPM250L」の大型タイプで、積層した金属を溶解凝固させ、その後切削で仕上げ加工を行うハイブリッドタイプの金属3Dプリンタだ。

 今回発売する「OPM350L」は、幅350㎜、長さ350㎜、厚さ350㎜まで、従来機種よりもそれぞれ100㎜大きいサイズを造形できる。大型化に合わせて、造形速度を向上させた。

 1台のレーザーを高速制御することで、複数の部分を同時に造形できるようにした。同社によると「最大で56%の造形時間の短縮できた」という。

 レーザーの積層回数と切削加工のバランスを最適化することで、切削時間の短縮化にも成功。切削時間も最大で58%削減した。

 このほかにも大型化に合わせて機能を改善。造形時、金属蒸気の集積物(ヒューム)が発生するが、大型化でこれまでより多くのヒュームが発生るため、回収装置の能力を大幅に向上させた。同時にメンテナンス性も高め、メンテナンス頻度をこれまでに比べ3分の1に減らした。

 ATC本数を20本にした切削の長時間運転も可能にした。オプションで、金属粉末の自動排出装置を用意し、無人の長時間連続加工にも対応する。標準価格は7000万円で、年間では24台の販売台数を見込んでいる。

 17日から東京ビッグサイトで開かれるJIMTOFに展示する。

日本産機新聞 平成28年(2016年)11月5日号

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