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ホリヤが100周年式典
掘家社長「三位一体で共に発展」
今年創業100周年を迎えたホリヤ(大阪市西区、06・6531・5559)は3月18日、仕入先メーカーや販売店の経営者や幹部、ホリヤOBを招待し、リーガロイヤルホテル大阪で記念式典を開いた。
ホリヤは1916年、香川・琴平出身の堀家伊之介氏が大阪・南堀江で堀家伊之介商店として創業。進取の精神で機械工具の販売を始め、業界の黎明期をリードした。その後事業継承した2代目堀家信之介氏は業務の精度や効率を高めるため早くから商報を取り入れ、一方で一品一メーカー主義により仕入先と強固な信頼関係を築いて社業を発展させた。
しかし今に至るまで、第二次世界大戦の空襲による被災や幾度の経済不況で事業存続が危ぶまれる時代もあったという。冒頭の挨拶で堀家孝夫社長は「これまでの道のりは決して平坦ではなかった。荒波を乗り越えることができたのは皆さまのご支援のおかげです。社訓である「『和親・協力・着実・礼節・奉仕・感謝』を貫き、仕入先メーカー、販売店の皆さまと協力し共に発展することで難局を乗り切ることができた」と出席者に感謝の気持ちを語った。
式典は、出席者を代表しタンガロイの木下聡社長、オーエスジーの石川則男社長、三菱マテリアル・加工事業カンパニー流通営業部の潮田良一部長が祝辞を述べ、鏡開きの後、販売店を代表し関西精工商事の市島良則社長の乾杯の発声で開宴。ホリヤOBの村上新一氏、水田利和氏、田尻克利氏と、堀家社長、堀家和行監査役が創業者と2代目の思い出を振り返るパネルディスカッションも行われた。
中締めの挨拶で堀家監査役が「これからも皆さまのご支援の下、ホリヤを盛り立てていきたい」、堀家聡史常務が「100年もの間、事業を継続できたのは皆様の有形無形のご協力のおかげ」、堀家社長は「激しい変化の時代の中で時代が求める商品、サービスを展開しなければならない。今日を新たなスタートとし、皆さまと三位一体となり成長していきたい」と話した。
日本産機新聞 平成28年(2016年)4月25日号
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