人手不足や効率化提案 過去最大規模となる「メカトロテックジャパン2025」。工作機械や切削工具、工作機器、測定機器、ソフトウェアなどの最先端技術が一堂に集まる。人手不足への対策が喫緊となる中、自動化や省人化、工程集約など […]
JIMTOFいよいよ
国内最大の工作機械の国際見本市「JIMTOF2014」が10月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕する。5軸や複合加工機の新製品に加え、金属3Dプリンタが多数紹介される。使いやすさを追求したCNC装置や、うまく機械を使いこなす知能化技術などの先端技術が出そろう。難削材対応の切削工具や、自動化や多軸仕様の治工具なども注目を集めそうだ。
JIMTOFの会期は11月4日までの6日間で、865社(9月末現在)のメーカーらが先端技術や新製品を披露する。小間数も5083小間と東京開催では過去最大規模で、約13万人の来場者が見込まれている。
工作機械では5軸加工機や複合加工機に加え、注目を集めそうなのが金属3Dプリンタだ。既に5社以上のメーカーが展示を予定している。一方で、機械を賢く使いこなす知能化技術や、タブレット感覚で使いやすいCNC装置などのソフト面の充実も今回のみどころだ。自動化や省力化技術では、人と一緒に働ける協調型のロボットなども注目を集めそうだ。
切削工具はあらゆる加工ニーズに対応した製品が出そろう。中でも、テーマの一つとなりそうなのが難削材対応工具。ステンレスに始まり、インコネル、チタン、高硬度材など高付加価値のワークを削る最新の工具が多数出展される。
工作機器では、多軸対応の治具のほか、傾斜円テーブルを活かした生産性の向上など加工効率改善の提案が多くみられる。また、治工具とロボットを組み合わせた自動化システムなども展示される。
もちろん、工作機械や工具、治具だけでなく、測定機器やソフト、機械要素部品、砥石などの製品も充実。各社とも次の中核となる先端技術や加工技術を積極的に提案しており、近未来のものづくりのトレンドを体感できる絶好の場となりそうだ。
日本産機新聞 平成26年(2014年)10月15日号
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