指導経験積む時間つくる/業務過多を解消するには 目標を目指す営業が面白くて、熱中するうちに成績上位の常連になった。実績が認められ、20~30歳代で課やチームのリーダーに抜擢される。いわゆるプレイングマネージャー。業務をこ […]
三菱マテリアル、超硬国内トップへ
三菱マテリアル(矢尾 宏社長)は、日立金属(小西 和幸会長)の100%子会社の日立ツールの発行済株式総数の51%を来年4月1日に取得する株式譲渡契約を9月26日、締結した。取引が完了した後、日立ツールは三菱マテリアルの連結子会社となる。販売流通網については当面、現状を維持する。
三菱マテリアルは日立ツールの子会社化によって、日立ツールが持つ高精度・高能率・高速加工が可能な最新の超硬工具ラインナップや、多様な部材の複雑な形状加工に関する提案能力を拡充する。
さらに、国内の超硬製品市場においてシェアナンバーワンとなることで事業基盤を盤石なものとし、今後需要の拡大が期待できる海外の超硬製品市場においても日立ツールとの相乗効果により、世界シェア10%超を目指す。
日立金属は、三菱マテリアルとの日立ツールの共同運営を通じて顧客基盤を拡大するとともに、工具鋼をはじめ航空機やエネルギー関連材料・製品といった高級特殊鋼分野で材料開発から製造、加工、販売までのトータルソリューションの強化と拡大を図る。
日立ツールは、日立金属の工具鋼事業と連携を継続しつつ、三菱マテリアルの強みである超硬製品の材料開発、生産技術や、充実したグローバル販売網を活かすことで世界展開を加速させる。
さらに、三菱マテリアルが持つ原料から最終製品までの一貫したサプライチェーンとリサイクルネットワークにより、日立ツールの原料調達も補完することで、超硬製品の事業基盤をさらに強化する方針。
三菱マテリアルと日立ツール(2014年3月期)
三菱マテリアル▽本社・東京都千代田区大手町▽売上高・1兆4147億9600万円(加工事業カンパニー・1458億円)▽資本金・1194億5700万円
日立ツール▽本社・東京都港区芝浦▽売上高・189億6600万円▽資本金・14億5500万円。
日本産機新聞 平成26年(2014年)10月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
昨今、自動車業界の認証不正やリコールなど、日本のモノづくりの信頼性を揺るがす問題が多い。さらに、車のEV化をはじめ、電子・半導体、航空宇宙、医療など様々な産業で、新たな製品や技術開発が活発化しており、開発した製品の検査・ […]
NC旋盤用チャック、研削盤のダイヤフラムチャック、マシニングセンタのシリンダ内蔵チャックなど顧客ニーズに応じ最高の機能と品質を併せた特殊仕様「デザインチャック」を手掛けている帝国チャック(大阪府八尾市)は創業100周年を […]






