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牧野フライス精機 清水 大介社長【この人に聞く2025】
『精産性』の高い機械追求
工具研削盤メーカーの牧野フライス精機(神奈川県愛川郡、046・285・0446)は5月1日、創業60周年を迎えた。2008年に三代目の社長に就任した清水大介社長は、「この先も10年、20年後も『当社の機械を買ってよかった』と言われる企業になりたい」と話す。そのために「『精産性』(精度・生産性・信頼性)の高い機械づくりを追求する」と語る清水社長に、60年を振り返るとともに、現在の取り組み、切削業界の変化、目指すべき企業像などについて聞いた。
「使ってよかった」と言われる工具研削盤を

創業60年を迎えた。
1965年、牧野フライス製作所の協力企業「牧野フライスサービス」として創業したのが始まり。77年にオリジナル工具研削盤「YG-10」を開発し、翌年に現在の社名に変更した。創業以来、工具研削技術を極め続けたことが強みだと思う。
具体的には。
機械へのこだわりが一つだ。機械メーカー出自の工具研削盤メーカーは珍しい。NCのない時から機械づくりに尽力していたので、機械で精度を追求するDNAが受け継がれている。工具研削盤は何十年と使って頂く機械。機械精度が良くないと使い続けてもらえない。
エポックだったことは。
最近では、2009年にCNC工具研削盤「AGE30」を発売したこと。開発の在り方を根本から変えたからだ。それまでユーザーの声に耳を傾け、それを具現化するという開発手法だった。AGE30は、量産の切削工具メーカーにターゲットとコンセプトを絞り、安定性を最優先させるなど、プロダクトアウト的なアプローチで開発した。AGE30発売以降の機種が売上の80%超を占めるほど受け入れられている。
近年の切削工具製作の変化をどう見るか。
自動化ニーズが急激に進んでおり、特に大きくは2つに分かれていると思う。ライン全体と機械単体での自動化だ。そのほかにも、高精度化、小径化は加速している。
それにどう対応するか。
ライン全体の自動化では、SIerと協業や外部装置と連携しやすい柔軟性、拡張性の高い機械の開発を進める。機械単体では、ローダーや砥石交換装置のほか、補正プログラムを無人化するためのシステムなど自動化機能を磨く。小径では、数年前にφ0・03㎜にも対応する小径専用機「DB1」も開発した。
他には。
高精度化が進んだことで、機械精度に加え、ソフトウェアも重要になっている。昨秋のJIMTOFでは、工具研削用プログラム作成ソフト「ToolCreator」を発表するなど、ソフトも強化している。
100年企業に向け、目指すべき企業像は。
社長就任後に、上位理念を「お客様から買ってよかったと10年、20年後も言ってもらいたい」と設定した。入社後すぐに「御社の機械を使ってきて本当によかった」と言われた原体験があるからだ。今後もそう言い続けてもらうにはすぐ壊れる機械はありえない。社内では、精度・生産性・信頼性の文字から取った『精産性』を追求しようと話している。これを継続していくことで、理念を実現する企業を目指し続けたい。

2002年英ノッティンガム大学院修了。03年日本精工入社、08年牧野フライス精機入社、同年社長就任。1977年生まれ、47歳。
日本産機新聞 2025年5月20日号
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