2026年8月13日(木)

この人に聞く2016
タンガロイ 木下 聡社長

「TUNGFORCE」、浸透着々

 今年2月に「TUNGFORCE」と銘打ち、1000点を超える新製品を発表したタンガロイ。発売以降、そのキャンペーンの浸透とシリーズ拡充を着々と進めている。想定以上の販売を記録する製品も出始めるなど滑り出しは好調なようだ。木下聡社長に今後の展開などを聞いた。

タンガロイ 木下聡社長―TUNGFORCE発表後の反響はどうでしょう。 
 「ありがたいことに直角肩削りカッタ『ドゥーフォーストライ』などいくつかの製品では、目標を数か月で上回ったものもあり、滑り出しは好調だ。しかしこのキャンペーンは始まったばかり。まだまだ積極的に製販両面で拡販を強化していく」

―具体的には。 
 「製品面では更なる拡充を図る。数か月でサイズや刃先形状を増やす必要な製品など、課題も見えてきたので充実させていく。もう一つはあらゆるチャネルを通じ、ユーザーとの接点を増やしブランド浸透を図る」
 「方法としてネット、紙、人を通じた情報発信を強化する。TUNGFORCE製品を全て入れた総合カタログを発刊するほか、代理店や特約店へのセミナーなども積極的に行う。こうした継続した取り組みがファンづくりの全ての起点となるからだ」

―特約店向けの施策について詳しく教えて下さい。 
 「地域別や特約店別、ユーザー別のセミナーを各地で開いている。製品を見て頂けるようにキャラバンカーも作り、ご要望頂ければユーザーへ派遣するほか、必要に応じて技術者も派遣できる体制にした。人を介した取り組みを強化するのは、倍速加工を核とするTUNGFORCEのコンセプトは切削のプロに提案しないといけないからだ。そのために、ユーザーを熟知している特約店や代理店の力をお借りしたい」

―キャンペーンは好調ですが今後をどう見ますか。 
 「国内市場は大きくはならない中、ユーザーは生産性を高めたり、付加価値をつけたり、新たな加工を模索している。倍速加工というキーワードはユーザーに響きやすいし、まだまだ切削工具は生産性向上を提案できる余地は大きいと思う。とにかく、今年はTUNGFORCEの浸透に専念していきたい」

日本産機新聞 平成28年(2016年)6月25日号

暑中号特別企画 機械工具販売店の人材採用・育成戦略

機械工具販売店が人材採用と育成に力を入れている。人材の確保・定着が課題となる中、採用拠点の開設やSNSを活用した情報発信など各社が独自の施策を展開し、将来の成長につなげる。事業の持続的な発展を見据え、人材戦略を進める販売 […]

三共精機「Uターン学生の採用に力」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

「2027年4月入社は現時点で2名決まった。挑戦する気持ち、自己の成長を目指す若手の採用を強化したい」と話すのは経営戦略室の池ノ上理沙氏。今年4月から東京オフィスに採用拠点を設け、地方の若者が東京へ進学し、再び故郷に戻っ […]

コハラ「技術者が10年で6倍に」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

ユーザーのベテランと若手を採用 営業を強化するのか、技術力を鍛えるのかー。企業の戦略や方針によって必要な人材や育成方法は異なる。コハラは「システムインテグレーター(SIer)機能を持つ」という明確な方針の元、積極的に人材 […]

トピックス

関連サイト